衣類に付いた害虫って見た事ありますか?こちらがそうです虫が嫌いな方は見ないでね

クリーニングに冬物衣料出す時にはシッカリとシミは取っておきましょう

はい、よく「お洋服を食べる害虫からお洋服を守りましょう!」と言う事で防虫剤などの忌避剤を使用して虫が付かない様に予防していますよね。

ちなみに虫がいつどこで付いてしまうのかって疑問ですよね。

実は虫が外からお家の中に直接飛んでくる事は少なくて、そのほとんどが外出中に外でお洋服に「卵」がくっ付いたり干してある洗濯物に「卵」がくっ付いたりしててお家の中に入ってきます。

それがお家の中で孵化して幼虫がお洋服を食べるんですね。

特にお洋服を食べる害虫としても有名で1度は聞いた事があるかも知れませんのが「ヒメマルカツオブシムシ」と言う成虫で大きさが3mmほどの虫です。

ヒメマルカツオブシムシは衣類の害虫の中でも代表格であり、主にマーガレット等のキク科の花粉などを成虫は主食としています。

と言う事でお洋服の害虫が気になる場合にはガーデニングにマーガレットは止めておきましょう。

おはようございますオノウエです。
その他にも夜の自販機の光に寄ってきている白い羽の「イガ」「コイガ」等の蛾の種類の害虫もいます。

あの小さな蛾です。
想像するだけでイヤだな~

という訳で「ヒメマルカツオブシムシ」画像です。
蛾は止めておきましょう!

そして見たくない方はココで終わりましょう!
ってもう見えましたね(笑)

大阪府クリーニング生活衛生同業組合より引用:成虫3mm

大阪府クリーニング生活衛生同業組合より引用:幼虫4mm

成虫はとりあえずその花粉を食べた後死んでしまうまでに卵をに50個前後産みまくります

ええ、洗濯した白いシーツに卵の状態で50個も色んな所にくっ付きお家の中に持ち込まれるのです。
うひょー!ホンマにイヤですよね。

よく、お家に入る前にお洋服を軽くブラッシングしてからお家に入ると良いって言うのは、ホコリや害虫の卵をはらう意味があるんですね。

とにかく予防策の防虫剤は必須アイテムです!
ヒメマルカツオブシムシの成虫をお家で見つけたら要注意ですね。

ヒメマルカツオブシムシは一年間のうち300日ぐらいを幼虫の状態で過ごすんですね。
成虫は30日ぐらいほどで死んでしまいます。

その一年間の間の幼虫期間に衣類を食べまくります!

そこで、幼虫を近づけない為にも防虫剤は必要なのです。
防虫剤の成分は空気よりも重い為に、効果は上から下に降りる様に効きます。

特に開け閉めの多いクローゼットの場合には、下に防虫剤が有りますと内部に成分が充満するのにとても時間が掛かります。

その間にまたクローゼットを開けてしまいますと上の方には成分が届きませんので、防虫剤はクローゼット内の上の方に置きましょう。

もしも虫に食べられてしまっていてもある程度は修復可能な場合もありますのでご相談下さいね~。

ではでは〜。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。