クリーニングから返って来た袋に入れていても衣類のトラブル予防には全くなりません

クリーニング店からクリーニング品が戻ってきたら先ずは袋を外しましょう

はい、本当に少しですがお店に出勤する時にちょいちょい桜の咲いているのを見かけました。
雨が降ったりいたしますとまだまだ寒いですが、もう春のお洋服の準備は始めておいた方がよさそうですね♪

これから用意する春物のお洋服は、クローゼットに入れる前にしっかりとクリーニングメンテナンスは終わっていますよね。

ところで、クリーニング後にクリーニング屋さんからお洋服が戻ってきた時にお洋服に被せてあるビニールの包装はどうされていますでしょうか?

そのままにしていませんかね?

実はその袋は持ち運びする時に引っ掛けたり汚れたりするのを防ぐ為の袋なので、長期保存用には作られておりません。

ですので、そのままにしておりますと外気との気温差により湿気が発生したり、冬の間に使っていた化石燃料使用の暖房器具から出ましたガスなどに反応してお洋服に変色等のリスクを起こしてしまう危険性があるのです。

おはようございますオノウエです。
中には防虫加工を施してある包装もありますが、基本的にクリーニングが戻ってきた時にクリーニング屋さんで「袋は外して保管して下さいね~」と言われるのはその為なのです。

 

通気性のある不織布のビニール包装なら問題は無いのか

通気性のある不織布のビニール包装の利点は空気も通します上にホコリがお洋服に付くのも防ぎます。
でも実はクローゼットの環境次第では問題があるのです。

ちなみに通気性のある不織布のビニール包装は拡大するとこんな感じです。

 

 

素材は不織布と書きますが布ではなくビニールです。
この様に細かい穴が開いておりますので、この穴から空気が出入りして外気との気温差を防ぎます。

でも実はこの穴が機能しない状況が起こる事があります。

それは、お洋服がクローゼット内でキュウキュウに隙間なく詰まって掛かっている状態です。

そんな状態ですと当然に空気は通らなくなりますので、穴の開いていないビニール包装と何ら変わりない同じ状態になってしまいます。

もしも通気性のある不織布のビニール包装を使用するのであれば、お洋服とお洋服の間の感覚を最低でもくっ付かないぐらいの隙間は空けておきましょう。

そうすれば不織布のビニール包装はその効力を発揮出来ますのでお洋服が変化しにくくなります。

だからと言ってあくまでも完全に保管時の変色を防げるかと言いますと、それでも万全ではありませんので複数の対策をしながら保管しましょう。

コチラのブログに複数の対策方法も書いておりますのでよろしければご覧下さいませ。

 

梅雨時のジメジメ季節にはお洋服のカビ発生にご注ください下さいませ

 

これだけ対策していたとしてもお洋服に何も起こらないとは限りません。
もしも何かが起こった時には是非ともご相談下さいませ!

ではでは〜。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。