繊維クズや木のささくれやビニールやプラスティック片等が生地に付いている時にはシミの様に見えたりも致します

パッと見た目はシミにしか見え無い場合でもよく見てみるとシミではなかったりする場合が実際にあります

はい、最近では特に多いのがオーガニック素材などの、いわゆる「生成り」と言う科学的な漂白処理等をしていない元のままの素材を使っている生地です。

その生地の中にはその生地以外の他の色の変わった木くずや葉のささくれ等が混入しています。

それをシミや汚れと見間違う事があるんですね。

その内に取れて行ったりも致しますが、そこにたまたま食べこぼし等が付いてしまった場合には普段は気にならないのですがシミを取り除いたのに残っている様に見えてスゴク気になる事があります。

それ以外にも、着用中に他の繊維や木のささくれやビニールやプラスティック片等が、生地に付着していると言うか刺さっている場合だったりする事もありそれもシミに見えたりする事がごくたまにあります。

はい!
そんな時にはもちろん強制的に取り除きます!

おはようございますオノウエです。
シミの様に見えてもシミじゃないけどコレもしみ抜きの一種なんですね♪

 

見た目は完全にシミにしか見えない様な場合もある生地の中に入り込んだ不純物の混入除去

見た感じには食べこぼしで黄色くなっているのかなと思う様なシミですが、60倍スコープで見ますとこんな感じになります。

一目では判断が付きにくく、油性処理、水性処理、漂白迄しても全く変化がない場合には不純物の混入と疑う事が出来ます。

そんな時にはニードルやピンセットを使い物理的に取ります。

 

スコープを見ながらニードルつついてで生地から慎重に少しずつ切り離して、その後に出てきた所をピンセットで引っ張って取り除きます。

 

この様に白い生地の中に黄色の繊維くずが糸に絡んで付いていました。

 

こんな感じでシミにしか見え無い生地の中に入り込んだ不純物を除去していきます。

60倍のスコープで見て見ますと、実際に生地の糸が染まっているのか?
それとも不純物が入り込んでいるのか?

それはスコープを使えば直ぐに分かりますが、普通に見てもまず分かりませんからパッと見にはシミとは判別する事は出来ませんのでシミと勘違いしてしまうんですね。

ちなみに今回実際に取れた繊維くずは2mmぐらいのが4つぐらいでした。
ピンセットの先ほどの大きさですからメッチャ小さいですよね。

でも、
それでも気になるレベルですので取り除きのしみ抜きの対象です!

こんなのも含めてシミ抜きです。
と言いますか事実シミ抜きよりも時間が掛かります(笑)

時間や手間を掛けている技術仕事ですので、いつも陰ながらこんな感じでしみ抜きエリアで1人行軍奮闘しております♪

応援よろしくお願い致します(笑)

ではでは~。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

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