お洋服には塩素系漂白剤は使わないように致しましょう

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塩素漂白する事はどうゆう事なのか

はい、実はけっこう塩素系漂白剤を使って、お洋服をダメにしてしまっている方が多いのが、塩素系漂白剤,いわゆるハイターやキッチンハイターです。

イメージで言うと、何でもどんなシミでも、塩素系漂白なら真っ白にキレイになる、そんなイメージのようですね。

そもそも漂白とは、キバミや色移りなどの『色素』を、化学的に分解して、除去してしまおうという方法です。

しかし、それは酸素系漂白剤の事です。

塩素系の漂白のパワーは、酸素系に比べると全く違うんですね。

 

言うなれば、パソコンのキーボードを指で叩くのが酸素系漂白剤なら。
キーボードを金槌で叩くのが、塩素系漂白剤です。

 

そんな事をしたら、当然パソコンは昇天さようならです。

 

おはようございます、シミ抜き修復師のオノウエです。
例えが変ですが(笑)
お洋服も同じなんですね、塩素系漂白剤使用で当然さようならです。

 

漂白剤の種類別の特徴

塩素系(市販品はハイター等)

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塩素系です、これはお洋服には超危険です!
酸素系とは、絶対に同時に使ったり混ぜたりはしないで下さい。

非常に強い漂白力と、殺菌効果がありますが、ステンレスも腐食させる毒性の強い塩素ガスも発生させます。

強い漂白作用により、お洋服の生地が溶ける事もあります。
繊維の表面を溶かす事により、汚れを取り除きますので、生地には大ダメージを与えます。

使用時には、換気を十分にするなど、取り扱いには十分に気を付けないといけませんね。

おしぼり等を洗う時に、殺菌効果もかねて高温で使用したりいたします。

 


 

還元漂白(市販品はハイドロハイター等)

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塩素で黄色くなった対象物に対しても、黄変直しとして有効です。
しかし、金属には過剰反応致しますので、ファスナー等の金属品には変色等が起こります。

 


 

酸素系(市販品はワイドハイター等)

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お家で使う代表的な漂白剤です。

比較的に効果はゆっくり効いてきますので、商品によっては、色柄物の漂白にも適応しています。

温度を上げる事により、効果も強くなりますが、対象物へのダメージも大きくなります。

もし漂白剤を使用するなら、お洋服には比較的に安全な、この酸素系漂白剤を使いましょう。

 


 

 汚れやシミを取るには順番がある

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ええ、まずはシミの表面にある油を取り除き、その後タンパク質の水溶性成分を取り除き、その後に酸素系の漂白を行います。

順番通りに、洗剤や水で取れる汚れを出来るだけ取り除いた後で、最後の最後に漂白剤は使います。

 

漂白剤を最初に使ってしまうと、取れるシミも化学変化して取れなくなってしまったりします。

お家で使う漂白剤には、基本的に安定化剤が入っており、衣料事故が起こりにくくしてありますが、使い方次第でエライ事にもなりますので、ご注意くださいね。

 

ちなみにエライ事になっても、治る可能性はあるかも知れませんので、諦めて捨ててしまう前に、クリーニングのプロにご相談くださいね♪

 

ではでは~

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

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