匂いがついたときにかけるスプレーの使いすぎに注意いたしましょう

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消臭スプレーは洗わずに何回も使わない様にしましょう

はい、先日に「そのスプレーって使いすぎると硬くなるよ」って言いましたところ、
「なんでもっと早く教えてくれなかったの~?」と言われました(笑)

匂いを消すスプレー等は、基本的には同じ場所に何度も使用いたしますよね。
でも、それって実は生地に良くないのです。

 

同じ様な場所に何度も洗わずに使用していると、その部分に付いている汚れや汗は洗っていませんので当然残ります。

そして、その部分は糊をかけたかのようにだんだん硬くなっていくのです。

おはようございますオノウエです。
どうしてかって?、そりゃあ洗ってないからです。

 

 

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推奨の使い方と実際に使用される用途は違うかも知れない

ええ、ファブリーズが発売されたのは1996年です。

その時の謳い文句は、『簡単には洗えない、大物の布製品に対して使用する』というものでした。

 

その後には香りの要素がプラスされ、いつの間にか通常の衣類にも使用する形になりました。

宣伝などでは『ファブリーズで洗おう』と言う表現をしておりますが、あくまでも洗ったように除菌消臭が出来るという事です。

 

ファブリーズを使用後のお洋服は、基本的には洗ってはいないお洋服と言う事になりますので、汚れやシミは付着したままの状態で使う事になります。

そういたしますと、スプレーした下の部分に付いている汚れや汗は蓋をされそのまま放置の状態になります。

そうすると生地が硬くなるんですね。
触ってみて下さい。

どうです?
他の部分と比べて生地が硬くなっていませんか?

ですので、匂い等が気になる場合には一時的な消臭として有効ですが、常時同じ物に同じ場所へ何度も使うのは好ましくありません。

あくまでも使用の用途は緊急時であり、常時使用はお勧めできません。

 

という事で♪

ではでは~。

 

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

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