お家でのお洗濯でシミがどのくらい落ちるのか実際にシミを付けて試してみた

 

家庭用ドラム洗濯機を使い洗剤はナノックスで実験してみました

はい、今回は実験してみました♪

僕のワイシャツのシミを付けた画像が上の画像です。
上から順番に

①ファンデーション
②口紅
③マスカラ
④油性ボールペン

ところで、実際にお家でお洗濯する時って洗う前にしっかりとしみ抜きの処理をしたるする事ってありますかね。

多分ほとんどないですよね。
時間もかかるし、メンドクサイし。

そこで!
「お家でシミが付いて洗う場合に、何もせずに洗ったらどうなるのか」
を検証してみました。

使った洗濯機はパナソニックのドラム式洗濯機「ヒートポンプ」で、洗剤はライオンの超コンパクト洗剤 「トップ スーパーNANOX(ナノックス)」です。

 

おはようございますオノウエです。
僕的には興味のある結果が出ましたよ♪

 

少しの行動で結果は必ず変わります

ええ、この画像は実際に僕のワイシャツにシミを付けて洗った後の画像です。
シミの種類はこちら。

右側(何もせずに洗った列)

①ファンデーション
②口紅
③マスカラ
④油性ボールペン

真ん中(お家にある中性洗剤で事前にある程度落とした列)

①ファンデーション
②口紅
③マスカラ
④油性ボールペン

左側(何もせずに洗った後に、クリーニング屋さんの簡単なシミ抜きを行った列)

①ファンデーション
②口紅
③マスカラ
④油性ボールペン

3列に分類して全部同じシミを付けたのですが、どの列もファンデーションは完全に落ちていました。
普通に洗ったら今回は取れたと言う事ですね。

真ん中の列はあらかじめお家にある中性洗剤で、事前にある程度シミを落してから洗ったのでマスカラ以外は全部落ちました。

スゴイですね!
1か所5分ぐらいですから、ほんの少しだけ時間をかければここまでシミが落ちる事が分かりました。

ちなみに左側は右側と同じ状態と言う事になりますが、左側は洗った後にクリーニング屋さんで行なう簡単なシミ抜きをやってみました。

 

その結果。
なんと!
完全にはシミが落ちませんでした。

 

これはどういう事かと言いますと、事前にある程度シミを落してから洗えば取れやすいのですが、洗った後に残ったシミはかなり取れにくいと言う事なんですね。

同じ処理をしても洗う前ならもっと簡単に落ちたと言う事ですね。

 

左側はうっすらと口紅と油性ボールペンが残りました

ちなみにマスカラの原料はほとんどが固形物質なので、しみ抜きで弾き飛ばす事が出来るのですが口紅と油性ボールペンは色素がありますので、これ以上は漂白処理をしないと落ちなくなってしまっています。

要するに、シミは洗う前に少し手間をかければ落ちやすくなるが、そのまま洗って残ったシミは最初の状態よりももっと落ちにくく変化してしまっていると言う事です。

はい。
チョットだけ手間をかけてみたい方はコチラを参考にどうぞ♪

お洋服に付いた化粧品やシミが取れる『ご家庭で出来るシミ抜き方法』です(ファンデーション編)

お洋服に付いた化粧品やシミが取れる『ご家庭で出来るシミ抜き方法』です(口紅編)

お洋服に付いた化粧品やシミが取れる『ご家庭で出来るシミ抜き方法』です(マスカラ編)

お洋服に付いた化粧品やシミが取れる『ご家庭で出来るシミ抜き方法』です(油性ボールペン編)

分かってはいましたが、実際にやってみると本当にそうだと確信いたしました。

良いお仕事をする時には料理でもそうですが、何でも下ごしらえが大事ですよね~
今回の実験で改めて思いました♪

ではでは〜。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。