お家洗いで失敗して縮んだセーターを修復出来るかどうかの見分け方

 

サイズを復元する為には伸びる余裕が必要なんです

はい、今の時期には特に多いお洋服のトラブルのご相談が、ウールのセーターやカーディガンをお家で洗ったら縮んでしまったのことです。

最近は、お家でもちゃんとドライマーク洗いをした場合には、ほとんど縮まなく問題も起きていません。
トラブルになるケースは知らない間に洗ってしまったケースです。

この場合は、お子様が脱いだウールのセーターをそのまま洗濯機に入れてしまったとか、沢山の洗濯する衣料の中にたまたまウールのセーターが混じっていたとかです。

この様に予期せぬトラブルの場合がほとんどです。
今やお家でウールのセーターを洗うのは当たり前。

雑誌や本やTVでも言ってるし、ネットで調べれば直ぐに洗い方が出ます。
でも、トラブルはどうしようもないですからね~。

おはようございますオノウエです。
そんな、トラブルに巻き込まれて縮んだウールのセーターを元に戻すには、
それなりの「サイズを復元する為に伸びる余裕」が必要なんですね♪

 

縮んだウールのセーターが元に戻るかはこうすれば分かります

ええ、まずは縦横に引っ張ってみて、伸びるかどうかがポイントです。
この時点でまったく伸びない状態であればどうする事も出来ません諦めて下さいませ。

ウールは絡み合うと「フェルト化」と言う状態になります。

 

フェルト(felt)とは

哺乳類の体毛の表面は、ウロコ状のキューティクルで覆われている。
そのため、熱や圧力、振動を加えることでキューティクルが互いに噛み合い、絡み合って離れなくなる性質がある。この現象を縮絨(しゅくじゅう)あるいはフェルト化と呼ぶが、水、特に石鹸水のようなアルカリ性の水溶液を獣毛に含ませるとキューティクルが開いて互いに噛み合いやすくなり、縮絨はより促進される。
この性質を利用して獣毛を広げて石鹸水などを含ませて圧力をかけ、揉んだり巻いて転がしたりすることでフェルトが作られる。

※wikipediaより

 

はい、この様な状態になると、もう手の付けようがありませんのでご了承くださいませ。
ただ、「縦にも横にもソコソコ伸びます」と言う場合には完全には戻りませんが、ソコソコの状態まで復元が可能です。

1点ずつの手作業で部分的にサイズ修復を行います。
その為には時間と手間が掛かります。

サイズ復元の料金は、ウチの場合ですとセーターサイズで修復するのに4千円ぐらいです。
もし「何とかして!」って言う場合にはご相談下さいね~♪

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ではでは~。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。