クリーニング屋のパリッとしたワイシャツに使う糊には種類があります

 

ワイシャツに使う糊の種類とは

はい、クリーニング屋さんにワイシャツをお願いいたしますと、硬くパリッと仕上がるお店もあれば柔らかめにサラッと仕上がってくるお店もありますよね。

それってワイシャツを洗う時の最後に使う糊剤の違いなんです。

糊が硬めの場合だと、襟が首に擦れて痛いぐらいの硬さの場合もありますし、逆にソフトでフニャフニャの柔らかめの場合もあります。

クリーニング屋の糊は、だいたい今から説明する2種類かその混ぜ合わせのブレンドになりますです。

おはようございますオノウエです。
その種類は天然素材なのか、化学合成素材なのかに大きく分類されます。

 

天然素材と化学素材のワイシャツに使われている糊剤

天然の糊剤

ええ、天然の糊ではコーンスターチ(トウモロコシから取れるでんぷん)や、最近ではタピオカ(ジュースに入ってるでっかいツブツブのやつと同じ)等もあります。

両方とも食品に使用されているような天然のものです。
お肌に悪い訳がありませんよね。

硬さや浸透性が良く糊落ちも良いです。

タピオカは天然なので液体の状態では長時間保存は出来ません。
ですので、毎回洗う時に粉を水に溶いて沸かして作らないといけないのです。

 

この様に毎回沸騰させて、1回ごとの洗いの度に新鮮な天然の糊を使用しています。
天然素材は加工して使用する時には何かと手間が掛かります。

液色は半透明です。

 

化学合成の糊剤

もう1つは科学的に作られた糊剤で化学合成糊と言われています。

合成糊ではポリ酢酸ビニルと言う熱をかけると固まる性質をもつPVAと言われるものが最も使用されています。

これに水で乳化させたのが、皆さんが良く知る木工用ボンドですね。
そりゃ良くくっ付きますね~。
だから1度付いたら、もちろん取れにくいです。

既に加工してある為に手間をかける事なく使用できますので、取り扱いは簡単です。

液色は乳白色です。

 

お家で使うこだわりの糊剤は

最近ではお家でお洗濯時にホームセンター等の洗濯コーナーで売っている液体タイプの糊剤を使う方もおられます。

ホームセンター等の洗濯コーナーで売っている液体タイプの糊剤は、だいたいCMC(天然に近い素材)か、PVA(ポリビニールアルコール)の2種類があります。

 

天然の糊と科学合成糊の違い

はい、どっちが良いかは使用者のお好みになりますね♪
お肌の弱い方は柔らかめがいいでしょうし、硬めのパリ感が好きな方もおられますしお好みですね。

〇パリッとして、硬くて持続するのがお好きなら、PVA。

〇張りはあるけどソフトな感じで、洗うとしっかり落ちるのが良いなら、CMC。

ぼくは断然CMC派ですけどクリーニング屋なので市販のスプレーや液体じゃなくて、完全な天然タピオカ糊を使用した当店のワイシャツを着用しています♪

当たり前か(笑)

ISEYAでは糊は天然タピオカです。
もちろん蛍光剤は使用しておりません。

糊が効いているのがイヤな方には糊なしのコースもありますよ~
気になる方はいつも行っているクリーニング屋さんに聞いて見て下さいネ♪

ではでは~。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。