ダウンのお洋服って虫に食べられたりするんでしょうか?

基本的には食べられませんがある特定の条件がそろうと食べられる事もあります

はい、ダウン製品って基本的には外側は化学繊維ですので、まず食べられる事はありません。

ですが最近では、ニットのダウンベストやジャケットもありますので、生地にウールが入っていますと虫に食べられてしまう可能性はあがってしまいます。

例えば、クローゼットの中にウール製品が全く無い場合には、化学繊維であっても皮脂汚れや食べこぼしのある部分がありますと虫の栄養源であるタンパク質が存在いたしますので虫の成長の為にかじられたり致します。

でもかなり稀なケースです。
僕もクリーニング歴は長いですが見た事はありません。

クリーニング屋さんの情報としては、化学繊維であっても虫食いの被害にあうと言う事が入ってきていますので、あながち無い訳でもなさそうです。

おはようございますオノウエです。
衣類の害虫も生きるのに必死ですので、こちらも食べられない様にするには防虫剤は必須アイテムですね~。

 

お洋服が虫に食べられる前にしておきたい事

ええ、まずは防虫剤を正しく必ず使用する事で、かなりの虫による被害を防ぐ事が出来ます。
それ以外にも、行なえば虫食いを防げるかも知れない知っておきたい対策を3つ紹介致しますね♪

 

① 虫の成虫や卵を外から持ち込まない

外出先から帰ったらまずは玄関の外でブラシなどでブラッシングして下さい。
ココで成虫やくっ付いた卵等を振り払います。

植物には虫がどうしても寄ってきます、特にキク科の植物には衣類の害虫である、コイガ、イガ、ヒメマルカツオブシムシ、カツオブシムシが集まりますので要注意です。

ガーデニング等でベランダに植物が近くにある場合もお洗濯ものを取り込むときに一緒に虫も取りこまない様に注意して下さいね。

② クリーニングは出来れば水洗いでお洋服をキレイにしてから仕舞う事

直ぐにクリーニング屋さんでクリーニングするのも有効です。
クリーニング屋さんのドライクリーニングをすれば、虫も溶剤の中では生きられませんので死滅いたします。

しかし、ドライクリーニングだけでは水溶性の汚れは落ちません。
万が一クローゼット内で幼虫が発生した場合にはお洋服の食べこぼし汚れを狙われます。

食べこぼしの汚れは水溶性の汚れなので取り除くには水洗いが有効です。
でも高級ウール製品やジャケットやコートはお家でのお洗濯が難しいですよね。

そんな時にはクリーニング屋さんの、『ダブルクリーニング(水を使用しない場合は×)』を行って水溶性汚れを除去してから仕舞いましょう。

クリーニング屋さんでは、その後に熱をかける乾燥も行いアイロンがけも致しますので殺虫効果アリです。

絨毯等も食べこぼし等がありますとそれをエサにする事も有りますので、一年に一度の絨毯やカーペットのクリーニングは有効です。

③ 防虫剤で予防する

すでに目の前に成虫がいる場合はティッシュを使って手でプチッと退治できますが、触るのがイヤな方はお洋服から虫を取ってから殺虫剤等で退治すると良いでしょう。

成虫がいる場合には産卵する恐れがありますので、近づいてこない様に吊り下げ式のお洋服用の防虫剤をタンスの天井付近に吊り下げます。

防虫効果は空気よりも重いガスの様な物ですので上から下に下がって行きます。
ですので、一番上に置かないと下に置くタイプでは効果がタンス内に充満するまでに時間が掛かります。

あと種類は必ず統一して下さい。

違う種類を混ぜると有毒ガスを発生させる場合があります。
お洋服の上に直接置くタイプもそうですが、衣類を変色させたり致しますので必ず一種類の防虫剤を使用して下さい。

因みにメーカーは何でも良いです。
効果や使用されている薬品はどれも大差はありませんのでお好みで選んで下さいね。

虫に食べられない為の対策は複数の事を行ないましょう

ええ、この様に複数の対策をする事をオススメ致します。

ちなみにダウン製品の中のダウンまでは、中々たどり着けないので虫も食べようとは思わないと思います。
それよりも普通にウールのセーターを食べた方が簡単だし虫にとったら美味しいですもんね。

特に汚れていたりしたら美味しいソースが掛かっている様なものですから、しっかりとクローゼットに直す前には汚れを取っておきましょう。

ちなみに以前に着用中のお洋服でも、ハンガーに掛けっぱなしにしていて虫に食べられた方もおられます。
タンスやクローゼットの様な密閉空間以外でも虫には狙われますのでお気を付け下さいね。

ではでは~。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。