シミ抜きの本場までやってきました京都での勉強会です

 

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 技術は自信になる

はい、自分に自信を持つには、それを裏付ける技術レベルと、経験の多さが必要だと思います。
常に、自信のレベルを向上させる事に、努力をしなければなりません。

 

そう言う事ではございませんが、本日は、シミ抜きの本場である京都まで、今までに経験した事のない、技術の勉強会に参加させて頂きました。

 

ええ、毎回勉強会に行くと思うのですが、新たな知識は本当に勉強になります!!
今回も、やった事ないだらけの技術でかなり面白かったです♪

おはようございます、シミ抜き修復師のオノウエです。
はい、いつも師匠に言われるのは、

 

『ひたすらに「何でこうなるの」を研究する事が大事や』

 

と言う言葉です。

今まで見た事のない事、やった事のない事には、特に注意して観察しなくてはいけません。
必ずそこには発見があるはずですからね♪

 

 

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日々の修練がものをいうお仕事

ええ、自分以外の方の技術は中々見る事は出来ませんので、色々教えて頂き勉強になりました。
技術職は、毎日の修練が物を言いますので、才能の無さは回数の多さで補います。

 

たまに、

『クリーニング屋にシミ抜きで出したのに、取れなかったけど、取れますか?』

とのご相談をいただく事があります。

 

今、クリーニング店の中には、汚れを取る方法を分かっていながら、スピードや、コストや、効率を重視するあまり、お家のお洗濯で、落とせるレベルの汚れやシミも、まともに処理していない事が多々あります。

 

ですので、そんなシミは意外にも簡単に取れたり致します。

 

しっかりと、一つ一つ処理すれば落とせるはずの、お家で落ちない特殊な汚れや、シミにも対応出来ない。

そんなお店が、残念な事に存在いたします。

 

 

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何故そんなお店があるのでしょう?

それは、汚れやシミを落とす事で、喜んで頂く事が本来の目的のはずなのに、いつ頃からか、そうではなく、洗う事が目的になってしまっている場合に起こる現象なのです。

その背景の一部には、手間を掛ける事が出来ないほどの、低価格でのクリーニング等が原因の一つにあります。

 

その結果が、

『自分で洗った方が、クリーニング店に出すよりキレイになる』

という、クリーニング店にとっての不本意な概念を作りだしているのです。

 

『一つ一つの工程を念入りに行う事!』

 

師匠のお言葉です。

念入りとは、一つ一つの工程ごとに起きる変化を、絶対に見逃さない事。

そして、詰まった時にはどこかに必ず壁が存在するので、もう一度同じ工程を行い少しの変化も見極める事。

 

さらには、必ずシミは落ちると『念』を入れる事で、道は開ける。

と、教えて頂きました。

 

この言葉は、どんな職業にも当てはまりますよね。

一つ一つの工程に力を入れていきましょう♪

ではでは〜

 

 

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

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