お家でお洗濯したお子様のお洋服に付いた取れないシミ

eb3d8f4da683164cc3e1744ff37b4268_s

 

洗っても取れないシミ

はい、こんな経験はございませんでしょうか?

お家洗いで、洗う前にちゃんとシミの部分に洗剤を綿棒で浸みこませてから、すぐに洗ったのに、洗い上がってから取れていない。

特に、お子様のお洋服に付く汚れやシミは、ほとんどが水溶性(水に溶ける)もしくは水油性(水と油が混ざっている)の汚れです。

ですので、普通は付いてしまった汚れでも、すぐにならお家洗いでも、お洗濯すれば簡単に取れるはずなのですが、中には取れないシミもあるんです。

その、洗っても取れないシミは、酸化したシミの可能性があるのです。

おはようございます、オノウエです。

クリーニングプロショップでは、油性の溶剤で処理を行った後に、水性の処理を行い、残った色素のシミは部分除去いたします♪

 

ファイル 2015-11-23 0 25 41

ファイル 2015-11-23 0 25 59

 

衣類の『酸化』現象

ええ、『酸化』って聞いた事ありますかね。
あのリンゴの切り口が、変色するアレです。

実は、リンゴの切り口が変色すると、原理は同じなんです。

 

そうです、『酸化』とは、空気中の酸素と反応して、化学変化を起こす事を言うんですね。

ちなみに、リンゴの場合は、ポリフェノールが酸素と反応して変色いたします。

 

では、酸化するとどうなるのでしょう?

はい、生地に付いたシミは、とても取れにくくなります!

身近で言えば、お肌の老化も活性酸素が原因の、お肌の酸化ですよね。

 

ちなみに、シミ抜きでは逆に活性酸素を発生させて、シミの酸化を促進させシミを分解して取る方法もあります。

 

もし、お洋服にシミが付いた場合の対処方法です、3つ書いてみました。

①乾いた布でつまんで取る
油性の汚れは、付いたすぐの段階ではまだ生地に浸透せず、生地の表面に乗っかっている状態ですので取りやすい。

 

②水を絞ったタオルで裏表から押さえる
水性の汚れは、水分のみは生地に浸透します。

それ以外は、油性同様表面に乗っています。

ですので、裏と表の両方から押さえて、汚れを貫通させてタオルに移します。
でも、この時には絶対に擦らないでください。

基本的には、お家洗いを出来るだけ早い段階で処理すれば、ほとんどの汚れは除去出来ます。

特に、ウール製品の場合は繊維が水分を弾きやすいので、だいたいの目安として、付いてからすぐなら50%はシミの除去は可能です。

 

③触ってはいけないシミもあります
不溶性のシミ(錆・墨汁・泥・花粉)は、触ってしまうと繊維に浸透して取れにくくなります。

ですので、触らずにクリーニングプロショップにお持ち下さい。

プロでも、最初の処理を失敗すると、繊維に絡みつき完全に落ちない状態になる事があります。

 

以上が簡単な、対処方の説明です。

 

もしお家で取れないシミがありましたら、迷わずシミ抜きの出来るクリーニング屋にお持ち下さいね♪

ではでは~。

 

 

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。