セーターの汗を掻きやすい部分をチェックしてみて下さい色が変色しているかも

※汗の成分で変色してしまったお洋服

冬の汗は成分濃度が濃いのでアウターの下に着ているセーターが変色

はい、最近では防寒性能が高いアウターがソコソコのお値段で買えたり致しますので、下には薄手のセーターで十分だったり致します。

僕は持っていませんが、噂ではユニクロのシームレスダウンはかなりの暖かさが保てるみたいで、下に着用するのは薄手のニットでも十分みたいですね。

大阪市内に行くとよく見かけるダウンウェアは相変わらずモンクレールが多いですね。
最近ではカナダグースが若い方の間では人気があるみたいで流行っています♪

暖かいダウンウェアを着ていれば下は薄着でも大丈夫ですよね!

ところで、冬は汗をほとんど掻かないと思っていませんか?
答えは当然「ノー」です。

寒くても汗はかきます!
しかも!
夏よりも成分濃度の高い汗を掻きます。

冬は夏と違って常時薄着でいる訳ではありません。
当然寒いので厚着してしまいます。

厚着をすると顔等は外に出ているので暑さを感じませんが、服の中は体が体温調節の為に沢山の汗をかいているんですね。

おはようございますオノウエです。
そういたしますと薄手のセーター等の汗の当たる部分が変色してしまう事があるんですね~

 

※変色してしまったお洋服の色を直す特殊技術の「色修正」

夏でも冬でも人間はある程度の暑さになると気化熱による体温調節の為に自動的に発汗致します

ええ、寒くても人間はある程度の暑さになると、気化熱による体温調節の為に自動的に発汗致します
冬は厚着でお洋服の通気性の悪い事と、夏ほどに水分も体に補給しない為により濃度が濃い汗がでます。

それだけにシッカリとお洋服をケアしないと衣類に汗の成分が残りやすいのです。

汗は通常は弱酸性ですが、体調や環境によっては汗はアルカリ性に変わる事もあります。
時間が経ちアルカリ性に変わった汗が付いたままだと、お洋服の色素が傷む為に変色の原因となるんですね。

 

※特殊技術の「色修正」で変色した色を直したお洋服

お洋服が変色してしまう前に染みついた汗を取る特別コースをお願いする

クリーニング屋さんには必ず見えないですがお洋服に付いてしまった汗を取る特別なコースが有ります。
価格はお店ごとにバラバラで品質も内容もバラバラです。

必ずクリーニング屋さんでお洋服の汗取りクリーニングをお願いする時には、
「水を使って汗取りの処理をされているんですか?」
と、聞いて下さいね。

その時に水を使ってシッカリと汗を取る方法ではなく、水を使ったようにドライクリーニングで汗を取る方法だと言われましたらそのコースの効果は期待出来ません。

汗の成分を取り除くには水を使わないとシッカリ取れないからなんです。

水を使ったダブルクリーニング

処理前の加工剤(使用する前は乳白色)

CA3A0014

 

汗取りの処理中の状態(徐々に汗の成分が溶け出してきます)

5

 

処理後の加工剤(水溶性汚れが溶けだして黄色っぽくなる)

CA3A0013

水を使うとこれだけ差があります

実は水を使うとウールのセーターやズボンやジャケットやコート等は仕上げる時のアイロンがけが大変で技術を必要と致します。

ですのでお水を使うダブルクリーニングの価格はそこそこいたします。

もしも既にお洋服が変色してしまっていても、画像の事例にありますように変色してしまったお洋服の色を直す特殊技術の「色修正」を施せば現状よりも見えにくくする事は可能です。

変色してもぜひともあきらめないでご相談下さいね~

ではでは〜

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

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