お洋服をもっと知る為に縫製工場と洋裁高等職業訓練校の見学に行ってきました

 

お洋服を作る前に人を作ると言う作る人が大事な事と教えて頂きました

はい、先日は東大阪にあるTVのちちんぷいぷいにも紹介された、縫製工場の株式会社イワサキさんと同じ場所の社内にある岩崎洋裁高等職業訓練校の見学をさせて頂きました。

今の時代に、社員募集1人の募集に対して5人は応募が来るほどの人気がある会社と言う事です。

その秘密は、社内に職業訓練校がある縫製工場なので卒業する頃には技術を習得する事が出来、自分の手に職が付いて自立できるところにあります。

1947年に創業されて以来現在では95人いるうちの87が正社員であり、洋裁技能士などの国家検定の合格率100%という素晴らしい実績も残されております。

現在日本での国内生産の繊維業界シェアは約2.7%であり、全盛期の1952年には800社以上の会社がありましたが2017年現在では37件にまで減っています。

縫製工場では分業されているところが多いと言う事ですが、イワサキさんではその全てを一つのチームで行っています。

その結果1人で40工程はお洋服を作る工程を担当しないといけないので人が育つとの事でした。

高級ブランドの縫製を主に行っており、45万円ほどするコートも見受けられました。
ラインや流れ作業は無く、一つのチームで最初から完成品までを作り上げるシステムです。

そこで言われていましたのが、
「物作りに的には理にかなってないが、人作りには理にかなっている」
との事でした。

おはようございますオノウエです。
服飾のお仕事で自立したい若い人にはもってこいの環境ですよね。

人を主軸とした経営には、確実に人が成長する未来が作られていると感じました。

 

お洋服の製造工程は何度見ても興味が尽きないぐらい奥が深い

お洋服を作る工程を順を追ってご紹介頂きました♪

ここまで細かい実際に稼働中の作業工程を見るのは初めてでして、お洋服に携わる者として大変参考になりました。

 

【マーキング】

マーカー図作る。

パターンはロスが無いように作っても最大でも80%程になるので、2割から3割はいらない部分の生地がロスになります。

上代が千円上がると下代は5倍跳ね上がるとも言われています。

【カッティング】

生地をカットする前に150度まで温度を上げて生地をリラックスさせるそうです。

3%から5%は許容範囲とはいえワンサイズは縮んで変わるので使えなくなる為、生地が入るまでにスポンジング(蒸気で縮ませる)が終わっていたとしても、入ってきた生地には先にスポンジングをかけるそうです。

その後の裁断は生地によっては熱で溶けるのでオペレーターが調整いたします。
高速で刃が上下して裁断するキャム(CAM)が動いている間は自動で刃を研ぎながら動くそうです。

ですので刃もだんだんと削れていきます。

色柄物は機械では不具合が生じる事もある為に手動で大まかにカットを行い、その後テーブル面がエアーマットになっている台でバンドナイフ(裁断用のループエッジを使う機械)を使い整形する。

 

 

【ソーイング】

誰しもが聞いた事のある見た事のある高級ブランドの縫製を行っていました。

その作業はグループごとに行なっております。

 

【プレス】

最後に生地を整えて裏地を当てたあと更に整えます。

その他にもボタンを付けたりボタンの立ち上げをする機械や、ボタンホールを付ける機械などもありお洋服が出来上がるまでのすべての工程を見る事が出来ました。

 

 

最後に、この場を持ちまして、今回大変貴重な体験をさせて頂いたFMC(ファッションマテリアルセンター)の皆様と株式会社イワサキさんに感謝いたします。

ありがとうございました!!

ではでは~。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。