お家で出来るインクの染み抜き方法!落ちにくい成分もありますが慌てず焦らず対処すればそこそこは取れます
Contents
- 0.0.1 ボールペンのインクはザックリと分けますと3種類あり油性⇒水性⇒ゲルインクの順番で落ちにくい種類になります
- 0.0.2 油性ボールペンをお家で取り除く!油性ボールペンは油性の成分が主原料の為に水だけでは完全に取れません
- 0.0.2.1 ①まずは油性ボールペンに直接クレンジングオイル、または台所用中性洗剤を直接油性ボールペンを覆うように付けて下さい。
- 0.0.2.2 ②歯ブラシで油性ボールペンを真上から真下に万遍なく叩きます(決して擦らない事)
- 0.0.2.3 ③油性ボールペンが薄くなるまで歯ブラシで叩く行動を繰り返し行います。 効果が薄れてきたと感じましたら再度クレンジングオイル、または台所用中性洗剤を加えます。
- 0.0.2.4 ④ほとんど油性ボールペンが付いているのが分からなくなりましたら、タオルを水につけて少し湿る程度に絞り、真上から真下に生地を叩きます。
- 0.0.2.5 ⑤これで油性ボールペンは見えなくなりました
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ボールペンのインクはザックリと分けますと3種類あり油性⇒水性⇒ゲルインクの順番で落ちにくい種類になります
はい、ボールペンのインクですがお洋服に付いてしまうシミの中でも群を抜いて多い染み抜きです。
その殆どが油性のインクですがたまに水性インクの染みもあり、実は水性ボールペン方が落としにくくて更にはゲルインクはもっと落としにくいです。
ちなみに水性インクとは言いますが水で落ちるという意味では無く、インク製造の成分の中に原料として水を使っているという意味です。
ですのでインクではなくペンキ等の場合には薄める時に水で薄める事が出来るので水性ペンキなんですね。
こちらも同じように原料の中に水が入っておりますのでこの様に水で薄める事が出来るのです。
もちろん乾いてしまえば油性も水性もゲルインクも簡単には取れません。
水性インクは油性より取れにくく、更にもっと取れにくいのがゲルインクです。
ゲルインクは水溶性の滑らかさと油性の粘り強さの両方の性質があり、その中でも顔料インクを使用したゲルインクは色の粒子(細かいミクロのツブツブ)が入っている為に更に落ちにくく作られているんですね。
おはようございますオノウエです。
今回は染み抜き事例にプラス、以前に書いた自宅でもできるインクの染み抜き方法を再度載せております♪
今回はインクはどのようなインクかは分かりませんでしたが水性のインク並みの染み抜き処理により綺麗に落とす事が出来ました♪
お家での染み抜きですとここまでは綺麗にインクを取り除く事は出来ませんが、ある程度なら落とせますのであとは自分がどれぐらい気になるかによってクリーニング屋さんに染み抜きでお願いするか?
それとももう完全では無くてもかなり取れたので十分と考えて納得して着用するかですね♪
では、こちらお家でボールペンのシミを取る方法です。
付いてしまって直ぐなら取れやすい状態ですので殆どの場合にはかなり薄くする事が可能です。
もちろん行う際には自己責任でお試しくださいね。
行う場合のタイミングはこれから洗濯機に入れてお洗濯する直前のタイミングでお願い致します♪
油性ボールペンをお家で取り除く!油性ボールペンは油性の成分が主原料の為に水だけでは完全に取れません
ご家庭にあるもので油性ボールペンを取るのであれば、クレンジングオイル(オレンジオイル配合が特に効果アリ)や台所用中性洗剤(界面活性剤の%割合が多いものほど効果アリ)がお勧めです♪
では用意するものです。
用意するもの:
①クレンジングオイル(オレンジオイル配合が特に効果アリ)または台所用中性洗剤(界面活性剤の%割合が多いものほど効果アリ)
②歯ブラシ(極細歯ブラシか山切りカット歯ブラシが効果アリ)
③小皿に水
④白いタオル3枚
まずは白いタオルを生地の真下に敷いて下さい。
しみ抜きの過程で、そのタオルに油性ボールペンが付けば油性ボールペンが落ちてきている証拠です。
また新しい綺麗な部分にタオルを移動して、再び同じ作業を繰り返します。
①まずは油性ボールペンに直接クレンジングオイル、または台所用中性洗剤を直接油性ボールペンを覆うように付けて下さい。
②歯ブラシで油性ボールペンを真上から真下に万遍なく叩きます(決して擦らない事)
この作業を繰り返す事によって徐々に落としていきます。
状態にもよりますが、事例は5センチ線状の油性ボールペンを落とす時間に5分程度掛かりました。
③油性ボールペンが薄くなるまで歯ブラシで叩く行動を繰り返し行います。
効果が薄れてきたと感じましたら再度クレンジングオイル、または台所用中性洗剤を加えます。
④ほとんど油性ボールペンが付いているのが分からなくなりましたら、タオルを水につけて少し湿る程度に絞り、真上から真下に生地を叩きます。
生地に残ったクレンジングオイル、または台所用中性洗剤の成分をすべて下に敷いたタオルに移る様に叩きます。(お洗濯の濯ぎと同じ効果を手動で再現する)
⑤これで油性ボールペンは見えなくなりました
ここまで取れれば後は通常のお洗濯を行って下さい。
このまま通常のお洗濯をする事で完全に取る事が可能です。
お料理と同じくシミ抜きも先に油性ボールペンを落としやすくする為の下ごしらえが重要です。
先に油性ボールペンを取れやすくする事で後は通常のお洗濯をすれば落とす事が可能なんですね。
水性や顔料のボールペンは除去方法はまた少し違いますが、後はこの方法にプラス酸素系漂泊や米粒等のセルロース系の市販染み抜き剤等を使います。
もしもご自分で染み抜きしても取れないお洋服でどうしても何とかしたい場合にはこちらまでご相談下さいね♪
「お家で取れないシミのご相談はこちらのお問い合わせにご連絡下さいませ」
ではでは~。
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クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。