シワ加工のブラウスのシワが伸びてしまわない様に洗う方法
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洗い方より重要なのは脱水方法
はい、これからの季節は薄手のシワ加工ブラウスを着用する事があろうかと思います。
縦のシワ加工ブラウス等は、ラインもスッキリとスマートに見えますし、立体感もアリ個性も立ちます。
しかし、ずっとこの状態を維持するのには少しコツがいるんですね。
あっ、ちなみにクローゼットに直す時にはハンガーに掛けて直すのではなく、この様に絞って丸くして輪ゴムで止めてお直しいたしましょう♪
という訳で、
『このシワの状態を維持するのに、洗う時はどうすればいいの?』
と言うご質問を、豊中市の千里中央せんちゅうパルの婦人服店『フォーカス』さんの店長から頂きました♪
おはようございますオノウエです。
店長には、いつもお洋服のトレンド等を教えて頂いているので、今回は僕の出番です!
画像はFOCUSフォーカスさんのブログからお借りしました。
1月頃の写真ですが♪
※画像は二層式洗濯機の脱水層です。
脱水をする直前にブラウスを絞る
ええ、例えば縦型(二層式)の洗濯機ですと、お洗濯が終わり脱水に入る前に一度ストップ致します。
そこで、一時停止。
ブラウスを取り出して両端を持ち、タオルを絞る様にねじります。
そしてそのまま脱水層のヘリにはわせる様に入れ直して、脱水いたします。
そうすれば、縦方向のシワが付いたまま脱水する遠心力でシワが復活致します。
実はクリーニング屋なら常識なのです♪
もちろん水洗いが出来る表示の、シワ加工品限定の方法です。
自己責任でお願いいたします。
でも、ココで疑問が。
じゃあドラム式の場合はどうすればいいの??
ええ、これが今日の本題です。
店長のお家の洗濯機はドラム式なのです!
ドラム式だとタテに回るので、遠心力で内側に張り付くまでにブラウスは真ん中で下に落ちて、洗濯層の周りにはわしたとしても結局グチャグチャになってしまいます。
はい、ここでご紹介。
用意するのは、ブラウスとタオルと100円均で売っている洗濯ネットと輪ゴム10本です。
まずは洗い上がったブラウスの両端を持ち、タオルを絞る様にねじり用意してあるタオルの上に置いてクルクル巻きに致します。
そして、そのまま用意した100均の洗濯ネットに入れて、再びクルクル致します。
その後、用意した輪ゴムを2本ずつ使い、5か所止めます。
その時に両側の一番端だけ二重に止めます。
そして洗濯層にまっすぐ入れます。
脱水時間は長くて3分、1分でも十分です。
スイッチポン!!
はい出来上がり♪
後は取り出して乾かすだけです。
乾かす時にシワをさらに持続させたい場合には、ハンガー掛けで乾かすより、平干しをオススメ致します。
それも100均で売ってます。
こんなのね♪
はい、ドナイでしょうか?
後は乾いたら冒頭で説明した通り、丸めた状態での保管でシワをかなり長く維持出来ます。
はい!
ココでおさらい動画です♪
ええ、そういう事でゼヒやってみてね♪
ではでは~
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。