シミ等が部分的に付いている生地の色は時間と共に弱くなっていきますので気を付けましょう
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淡色系のお洋服の生地にシミが長く付いている状態が続くと生地の色が薄くなってしまう可能性が非常に高くなります
はい、今回の事例は淡色系のコートの袖口に発生したオレンジ色のシミなのですが、このシミは元々は食べ物である可能性が高く傷んでしまった事で生地や色も一緒に傷んでしまします。
そう致しますと生地の繊維は繊維の種類によって差はありますが生地も色も時間と共に劣化してしまいます。
今は見た目にはシミが付いているだけの部分も、洗った拍子にシミが取れてその下にある生地や色の変化が表面に見えて現れる事があります。
お着物等の10年スパンで保管する様なお品物の場合には、特に長い期間を掛けて色が変化して仕舞いますので殆どの場合には生地や色も傷んでしまっている場合が多いんですね~。
アンティークな年代物のお洋服だったりリサイクルや古着等に付いている古そうなシミの場合には生地や色にもダメージを与え続けていますので下手に触らない方が無難です
もしも触ると色が抜けそうな淡色系のお洋服の場合や、薄くてデリケートな生地の場合には注意が必要ですのでいきなり強力な洗剤や漂白剤を使用してしまいます色が変化して酷い時には生地に穴が空いてしまったり致します。
生地の中でも動物繊維のウールやカイコの繭であるシルク(絹)の場合には全て動物性タンパク質で組成されておりますので綿や麻などの植物性繊維と比べますとかなり劣化しやすい生地です。
シミが付いておりますとシミと一緒に生地の繊維まで痛んでしまいますので、気が付いたら出来るだけ早めに取り除きましょう。
生地や色の痛みは見た目には分かりにくいですから早めのメンテナンスをオススメ致します。
時間が経てば経つほどに汚れやシミは完全に取り除きにくい状態になりますので、その様な状態にまでなってしまわない様にする為にも、古いシミを発見したら出来るだけ早めにご相談くださいませ。
ではでは~。
【古い汚れや染み抜きのご相談ならこちらまでご連絡くださいませ】
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。