前立ての一番下のボタン部分がちゃんとボタンホールに合っていない時
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前立てが縮んでボタンホールが合わない状態は元に戻せるのか
はい、先日にメールでのご相談がありまして、内容は「クリーニング店にワイシャツを出したら前立てがすごく縮んで返ってきた」と言うご相談でした。
お話をお伺いいたしますと、そのクリーニング店に言っても「絶対に元には戻らない!」と言われて取り合ってもらえなかったと言う事でした。
実際にワイシャツの前立ては温度を掛けて洗浄すると縮む事があります。
でも「絶対に元には戻らない」と言う事ではなく、縮んだ部分はある程度戻す事は可能です。
おはようございますオノウエです。
何故かいつも着ているワイシャツのボタンが付けにくかったり、ボタンとボタンホールが合わない状態でしたら前立てが縮んでいる可能性があると言う事ですね。
生地に芯地が使われている場合は変化しやすい
縮んでしまうと言う事は、ワイシャツの生地の問題やいつも出しているクリーニング屋の洗い方や仕上げ方に原因があるのかも知れません。
男性で言うと着用している状態では、ボタンホールのある側である左の前立てに芯地が使われていますと縮みます。
ワイシャツの場合は表側に来るボタンホールのある前立ては、芯地が入れてありシュッと形が整うように作られているんですね。
たまに、芯地がボタン側の前立てにある場合もあります。
その場合にはそちら側が縮みます。
逆に前立てに一切芯地が使用されていない場合は縮むことはありません。
特に前立ての素材の種類で、本体とは違う異素材が使用されている場合には縮みには要注意です!!
異素材の生地を組み合わせで使っている場合には、縮んでしまった異素材が元に戻らないケースもありますので、基本的には異素材を使っているワイシャツは高温水洗いのワイシャツ洗いには向いていません。
ですので、
低温で洗う「オープンシャツ仕上げ」のクリーニングコースでお洗い致します。
この事からも、洗う時の温度が低ければ縮みにくいのですが、洗浄力も落ちますので一長一短なんですね。
クリーニングに出す時には自分に合ったクリーニング屋さんを選びましょう♪
もし前立ての縮みが気になる様でしたらシッカリと直してくれるクリーニング屋で直してもらいましょう。
ではでは~
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。