ワックスドジャケットのオイルの匂いが気になる時にはどうしたらいいの
オイル臭が気になるのなら1度抜いてから新たにオイルを入れる方法があります
はい、最近と言いますか、前から一部のファンの方には流行っているのが油引きのジャケットです。
ワックスドジャケットとかオイルドジャケットとか言われています。
生地にオイルを含ませてあり、着用している内に出てくる変化を楽しむジャケットなんですが、結構年代物だとオイルの匂いが鼻に付きます。
実際に普段着として着用する場合には、色やオイルがイスやお洋服に付いたりしてオイルの臭いもありますから中々着こなしが難しいお洋服とも言えます。
僕もオイルクロスのバッグを持っているのですが、元々はミリタリーテント生地に使われていたオイルクロスなので中々のオイルの臭いがします。
オイルの臭いが気になる様では使えませんよね。
おはようございますオノウエです。
でも、ワックスドジャケットはこの扱いにくさがイイのかも知れませんね♪
ワックスドジャケットのお手入れはどうすればいいの
お手入れの方法はリプルーフと言う方法があります。
自分でする場合には、全体の汚れを拭いてワックスドジャケット専用のオイルを足す方法があります。
でも、オイルを足して足してを繰り返しますと臭いは取れませんので、1度抜いてから再度入れると言う方法を取るのが最善と思われます。
でもお家では当然出来ません。
そこで、今回はそのリプルーフのお手伝いを致しました。
基本的には野外での水関係のお仕事をされる方様に生地に防水オイルをしみこませて着用したのがワックスドジャケットの始まりと言われていますが、今では実用性よりもその個性的なファッション性が人気の秘密みたいですね。
ちなみにメンテナンスの専門店もありますし、専用のオイルもあります。
この前に、立て続けにワックスドジャケットの洗浄を数点お受けするお仕事がありまして、メンテナンスの方法が分からないのと臭いをどうにかして欲しいとのご依頼をお受け致しました。
水ぶきのメンテナンスや油抜きをさせて頂きました。
基本的には水ぶきでは臭いはほとんど変わりません。
油を抜けばオイルの鼻に付くニオイはほとんど取れますが、ジャケットはオイルが抜けてしまい白っぽくなります。
実際にワックスドジャケットのオイルを抜いた状態での着用も、一つのファッションとしてはアリみたいですね♪
でも、
「やっぱりオイルを入れたい!」
と言う方は、もう一度ワックスドジャケット専用のオイルを使いリプルーフをすれば、またワックスドジャケットを楽しむ事も可能です。
ちなみにオイルの入れ方によってはワックスドジャケットの感じが変わりますので、基本的にはオイル入れのリプルーフはご自分でして頂くようにお願いしております。
どうしてもオイル入れリプルーフもして欲しいとの場合にはお受け致します。
という訳で、
こんな事も可能なのでお困りの方はご相談下さいねと言う報告でした~
ではでは~
〇ワックスドジャケットのオイル抜き1着10,000円(税込価格)
※オイル抜きにより発生した生地の変化はいかなる場合でも保証出来ません。〇ワックスドジャケットのオイル入れリプルーフ1着15,000円(税込価格)
※再度のオイル入れの場合に発生した生地の変化はいかなる場合でも保証出来ません。例)オイル抜き後のオイル入れリプルーフ=25,000円(税込価格)
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
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”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。