クリーニング屋がお勧めするお家で安全な毛玉の取り方
Contents
付いた毛玉をカミソリより安全に取る
はい、以前のアメブロで反響のあった記事のリライト記事です。
おはようございます、シミ抜き修復師オノウエです、まいど~。
見た事ある方はスルーしてね♪
以前に、『カミソリで毛玉を取ろうとして失敗してしまったので、もっと安全な取り方が無いんですかね?』
と、お伺いいたしましたので、それを具体的にお伝え致しますね。
毛玉と言えば、よくパーカーの袖口なんかにも付きますよね。
これが中々取れなくて、『イィーー!』って、なる方も多いのではないでしょうか?
一番安全なのはご存じ毛玉取り器です
ええ、当然一番安全と言えば、自動毛玉取り器です。
でも、毛玉取り器なら何でもいいという訳でもなさそうです。
あとは、その毛玉取り器の使い方と、毛玉を取る方法にも問題があります。
もちろん私の自己流ですので、するかしないかの判断と、もし何かあっても責任は持てませんので自己責任でお願いいたしますね。
あるやり方をすればキレイになります
その為には、まずは具体的に、このメーカーの毛玉取り器を買いましょう。
僕は決してメーカーの回し者ではないですが、色々試した結果、この毛玉取り器にたどり着きました。
『 株式会社泉精器製作所 ほこり取りブラシS10IW KC-220 』
で、検索して後に購入。
だいたい最寄りのアマゾンで、1300円ぐらいで売っています。
購入後にする事
はい!
ご購入頂けましたかね。
では、次に安全用のカバーをはずしちゃって下さいネ。
今からする事は、メーカー指定の使い方ではないので、何度も言いますが自己責任でお願いいたします。
でも、もちろんカミソリよりは断然安全です♪
毛玉を取る時のポイントは硬くない下地
はい、次に左手の手のひらをそり気味に開いて下さい。
こんな感じですね♪
これは、何故そうしなくてはいけないのかと言うと、理由があります。
毛玉取り器や、カミソリを使用する時の一番の失敗の原因となるのが、生地の巻き込みです。
机の上に置いて毛玉取りを使用したり、床などの硬い下地の所で毛玉取りをしようとするから、生地を巻き込むんですね。
そうです、もし、衣類が動いてシワになっていたら、引っかかって生地を巻き込んで、一発でアウト!です。
なので、柔らかな手のひらを下地にして、毛玉取り器を使うのです。
ポイントは円を描くように
はい、お洋服の、これから毛玉取りをする部分の裏側に手のひらを当てて、その手のひらを下地に、まあるく円を描くように毛玉を取ります。
しかし、この時に糸引きなどがあれば、必ずニットのお直し(当店でも受け付けてます)で直してからにするか、糸を表から裏側に持って行き見えなくするか致します。
そうしてしないと、毛玉取りが出ている糸を巻き込んで、それこそ大変な事になってしまいますのでご注意を!!
優しく、まあるく円を描くように、たまに反対回りでもしてみて、毛玉を双方向から取ってしまいましょう♪
これでバッチリ安全にキレイになります
はい!どうでしょう!この方法なら薄手のニットでもOKです!
はたまた生地の厚いパーカーでもOKです!
そして、なんといっても一番威力を発揮するのが、高級ダウンのワッペンや、後付けのフェルトアップリケなどです。
この部分って、出っ張っていてスゴク毛玉が付いたりしませんかね?
こういうポイントをキレイにするだけで、全体的にもキレイに見えるもんです。
ほらね!なんかスッキリするでしょう
実は、毛玉取りしている時って、メッチャ毛玉がとれてチョー気持ちいいんですよ~。
ほんまに(笑)
はい、ぜひぜひお試し下さいね。
気持ちいいですよ♪
ちなみにクリーニング屋はこんな事たくさん知っていますので、また報告いたしますね♪
ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
-
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。