身体が直接触れる部分である襟や袖口は他の生地部分よりもメンテナンスが必要です

身体が直接触れる部分である襟や袖口は他の生地部分よりもメンテナンスが必要です

はい、襟や袖口は身体との擦れによるダメージや汗汚れで生地の色が黄色くなってしまう事があり、生地の色がくすんだり黄ばみが発生する事があります。

特に襟や袖口はファンデーションや汗や皮脂汚れが付き易く真っ先に傷んでしまいます。

淡色系のお洋服の場合には目立ちますのでファンデーションや汗や皮脂汚れは出来るだけ早く取り除く必要があるんですね。

おはようございますオノウエです。

今回の事例は黄ばみや黒ズミが点々と発生しているのですが、見た目には分かるのですが写真の画像では確認しずらいですねスイマセン~。

 

ファンデーションや汗や皮脂汚れが付きますと更にその上に空気中に漂う黒い汚れのスス(カーボン)が油分を接着剤代わりにして吸着してしまいどんどん黒くなってくるのです

なんとなく生地がずず黒くなっている状態と言うのは、ファンデーションや汗や皮脂汚れや空気中に漂う油煙等が原因です。

ぞれらが生地に付着してその上に空気中に浮いている黒い汚れのスス(カーボン)が、油分を接着剤代わりにして生地に吸着してしまいどんどん黒くなってくる状態の事を言います。

ちなみにドライクリーニングではこの油分を落として付着している汚れを落とす洗い方なんですね。

19世紀にフランスでドライクリーニングの起源が発祥したと言われておりますが、テーブルクロスにランタン用の油をこぼしてしまった時にその部分だけ生地が綺麗になったのが由来とされています。

余談はさておき、落ちにくい黒い汚れは固形物質のスス(カーボン)ですので付着して時間が経って生地に浸透してしまいますとかなり落ちにくくなってしまいます。

そして油分を通り除いても残ってしまうのが「黄ば」みです。

黄ばみは生地が変色してしまっていますのでドライクリーニングや普通のお洗濯では取り除く事が出来ません。

早々に取り除いておかないと時間が経てば経つほど取れにくくなり生地に少しづつダメージを与えます。

そんな時にはプロの技である「特殊部分しみ抜き」等で取り除いてもらいましょう。

シミ抜きは信頼の出来る友達オススメの実績のあるクリーニング屋さんにお願い致しましょうね。

ではでは~。

「襟の黒ずみや黄ばみが取れない時のメールでのお問い合わせはこちら」

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
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