時間と共にまばらに発生した黄ばみが全体にある場合には生地の状態にも要注意です

長期保管後のお洋服に生地の周りの色よりも濃い黄ばみが発生していたらかなり要注意です

はい、今回の事例は一年間以上クローゼットの中に眠っていたと思われるお洋服の黄ばみ取りです。

長い間保管されている場合には空気の移動も殆どなく外気に触れる事も少ないので、お洋服に少しでもシミが残っていたり湿気により水分が発生して付着してしまいますとその部分から変化が始まります。

その変化が時間と共に目に見えるほどの黄ばみになって、長期保管後になかったハズの黄ばみがお洋服の生地に現れるんですね。

おはようございますオノウエです。

今回の様なかなり古いと思われるシミでも基本的には染み抜きは可能です。

ですが、生地の劣化が進んでいる場合が殆どですので、発見した時には既に生地繊維の劣化によるダメージや色抜け等のかなりのリスクを負ってしまっているのです。

 

シミを取り除く際には生地にダメージがありますとお洗濯やシミ抜きの負荷に生地が耐えきれなくなり色抜けや生地の消失等の危険性を伴います

勿論最新の注意を払いながら慎重にお仕事を行うのですがお品物によってはかなり難しい場合もあります。

シミ抜きの方法は生地にダメージが起きない様に色んな方法を目立たない部分である程度試してから、反応のある薬品や工程を見極めて最善のシミ抜き方法を探します。

古いシミは長い時間を掛けて浮き上がってきただけあり、そう簡単には取り除く事が出来ずに手間と時間が掛かる場合も有るんですね。

そんな場合にはお仕上がり期間を予想以上に長く頂く場合もありますが、もし生地にダメージがあり色(色素)が変化したり色が抜けていた場合等でも「色修正(染色補正)」を行うなどの色々な方法はあります。

色が弱っていると言う事は当然生地の糸も弱っており、時間経過によるシミの劣化に伴って色や生地や糸の状態もどんどん変化して劣化していきます。

もしも、生地劣化による糸が切れたり破れたり等のダメージの修復の場合にはリフォーム等の選択肢になりますがそちらも対応出来ますのでそんな時には是非ともご相談下さいね♪

ではでは~。

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クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。