夏のお祭りで着用した浴衣や帯の汗取りメンテナンスはお済でしょうか
浴衣のメンテナンスお済みですかお家で浴衣のメンテナンス方法
はい、まだ残暑が厳しいようですが今年はお祭りに浴衣を着て外出は致しましたでしょうか?
お洋服全般もそうですが、特に浴衣は確実に汗の成分が浸みこんでいます。
おはようございますオノウエです。
必ず一度でも着用したら水を通して汗を取りましょう♪
浴衣はご存じの通り直接お肌に接触する部分が多いので、必ず水を通さないと時間が経つと変色やキバミが発生致します。
特に帯を巻く腰回りは予想以上に汗を吸っておりますので、そのままにしておくと染色を傷めて色が流れたり移ったりするお品物もあります。
ちなみに最近の浴衣はご家庭でもシッカリと洗えるように化学繊維で出来ている商品が多いです。
綿製品でももちろん洗える表示が付いていれば洗えますが、色が滲んだり移ったりする場合がありますので必ず単品で洗いましょう。
洗い終わった後はホームセンター等で購入できる浴衣や着物用の大きいハンガーに掛けて、形を整えて陰干しして乾かせば仕上げがかなり楽になります♪
乾いたら気になるシワの部分をアイロンで伸ばしてあげれば完成です。
もしも仕上げ具合が気になる様でしたらお近くのクリーニング屋さんで仕上げのみのコースで仕上げてもらいましょう。
帯はクリーニング屋さんに出してね♪
お家ではこんな感じでメンテナンスしてあげると黄ばみ防止になります♪
【ご家庭での簡単な水の通し方メンテナンス方法】
最後まで読んでから自分で行なう方は自己責任でお願いいたしますね。
浴衣に水を通す
水を使う前に裾の目立たない部分に水を付けて色が滲まないかチェックして下さい。
滲まなければチャレンジ可能です。20ℓバケツに10mlぐらいの柔軟剤を入れて、全体が浸かる状態で4~5回上下する。
パリッとした仕上がりにする場合には、市販の液体糊剤を柔軟剤の代わりに使用すると良いです。
少し湿っている程度まで脱水いたします。
脱水は長時間するとシワが付きますので、3分以内で十分でしょう後は干すだけです。干す時には、出来ればホームセンター等で販売している浴衣用のハンガーで干すと良いでしょう。
以上です簡単でしょう。
要は水を通して、水溶性の汗を取り除けばいいんです。
お家で水を通す時の注意点として、この時に色が出る商品がありますので注意して下さい。
色が出たらすぐにやめて、脱水して干して下さい。
もちろん水洗いが出来る洗濯表示の浴衣に限ります。
ちなみに絞り浴衣は出来ません。
柔軟剤にも界面活性剤は入っていますが、汚れは取れませんので汗の成分を取るのが目的です。
汗を抜いておけば黄ばみや変色を防ぐことが可能です。
最後に問題は干した後です。
浴衣の仕上げはそこそこで大丈夫なら良いのですが、しっかりとキレイに仕上げるとなると家庭用アイロンやアイロン台ではかなり時間が掛かる上に難しくとてもオススメ出来ません。
ですので自信の無い方はクリーニング屋をご利用下さいませ。
ぜひお直しの浴衣クリーニングお勧め致しますね♪
ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
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