真っ白のスカートをお洗濯したら全体的に黄色っぽくなってしまったけどどうしてなのでしょうか?
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※画像はイメージです
元々が黄色っぽい生地で元に戻ってしまったのか?
それとも元々は白い生地で黄色くなってしまったのか?
はい、先日にご相談をお受け致しましたのが、近くのクリーニング屋さんに出された時の出来事です。
「真っ白のスカートをクリーニングに出したら、全体的に黄色っぽくなってしまったけどどうしてなのでしょうか?」
と言う様なご質問をお受け致しました。
ちなみに漂白などの処理をしていない生地の事を「生成り」(きなり)と言いますが、その状態ですと茶色っぽかったり黄色っぽかったりと真っ白ではありません。
ですので真っ白の生地と言う場合には、漂白処理などが施されており生地をより白く見せる為の蛍光増白剤での加工や、顔料染により真っ白に染められていた可能性があります。
着用や保管の状況により黄色っぽくなってしまった場合には全体漂白をする事により白くする事は可能です。
ちなみに顔料染の場合ですとほとんどの場合には洗濯表示はドライ×となっております。
それをドライクリーニング致しますと黄色くなってしまう場合もあります。
生地をより白く見せる為の蛍光増白剤が使用されている場合ですと、お洗濯時の漂白などの処理により蛍光増白剤が取れてしまい元々の加工前の生地の色である黄色っぽい状態に戻ってしまいます。
おはようございますオノウエです。
白く見せている加工に関してはそれらは全て製造段階での加工ですので、全体的に均一に元に戻す事は基本的には出来ません。
漂白で白くならないのであれば再び蛍光増白剤を付けるか白い顔料で染めるかの方法になりますが現実的ではありません
既に漂白処理をしても黄色っぽさが全く変化ない様であればこの方法のどちらかをになります。
しかし後付けの蛍光増白剤ですとムラムラになってしまう可能性が高いですし、顔料は簡単に言いますとペンキの様なものですので生地の手触りなどの感じが随分と変わります。
ですので、対応と致しましてはお家でのお洗濯でなってしまった場合にはどうしようも無い場合もございますが、お家ではなくクリーニング屋さんに出されて変化した場合にはそのお店に再度ご相談に行く事をオススメ致します。
出来ればクリーニングをお出しになりましたクリーニング屋さんから、お洋服のメーカーさんに問い合わせて頂き送るなどの対応をして頂き、実際にどの様な変化が何時どのようにして起こったのかを調べて頂きます。
その後に、そのお出しになられたクリーニング屋さんにシッカリと対応して頂くべきだと思います。
実際にはこの事以外にも色んな事が考えられますが、取り敢えずはこれらの事が1番起こりやすい事例ですのでご参考になればと思います。
ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
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