お洋服に修正液が付いてしまった時にはペンキが付いたのと同じぐらい取れにくいと思って下さいませ

お洋服に修正液が付いてしまった時にはムリして取ろうとすると生地を傷めて毛羽立ってしまったり色が抜けたりする事もあります

はい、先日にお預かりいたしましたお洋服に修正液が付いてしまったしみ抜きですが、応急処置としてネット等で調べられたらしく歯磨き粉を使って歯ブラシでゴシゴシとされたのですが取れなかったので何とかして欲しいとのご相談でした。

実際に「修正液の取り方」で検索してみますと除光液を付けてティッシュでトントンして下さいとか、歯磨き粉を使って歯ブラシでゴシゴシしてみたりして下さいとか出てきます。

ちなみに修正液の成分と特徴はコチラになります。

修正液

主成分:
メチルシクロヘキサン、アクリル系樹脂、白色酸化チタン

特徴:
白色の塗料や絵具等の白色顔料として使われ、一部の薬品に対してだけ溶けるが水や有機溶剤には溶けない性質。

とあります。

ヘタに取ろうとして色々と行うと生地を傷めて毛羽立ってしまったり色が取れたりも致します。

物理的に削り取る方法も無くは無いのですが、やり方が荒いとかえって生地を傷める事が多く実際にイロイロと触られてからお持ちになるお洋服の場合には色修正が必要になるぐらいの事が多いです。

おはようございますオノウエです。
当たり前の事とは思いますが取れない様に作られているのが修正液なので取れにくい訳ですね~。

 

一部の薬品には溶けますのでチョット期待が持てそうですがその一部の薬品は強烈な性質を持っていますので薬品をヘタに使うと生地の種類によっては溶けてしまいます

クリーニング屋さんのしみ抜きでは物理的かつ数種類の薬品を使用して更には温度と濃度と時間を調整しながらシミを落とします。

もしもご自分で修正液のシミを取ろうとお考えの場合には、作業に費やす時間や道具をそろえたりのコストや失敗した時のリスク等を考えるととても割に合いません。

リスクの事を考えますとやはりご自分で取ろうとしない方が良いと思います。

そんな時にはいつもの信頼できるウチのクリーニング屋さんにしみ抜きをお願いいたしましょう!

今回もキレイに取れました♪

ではでは~。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

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