去年使ってからクリーニングに出すのを忘れてたジャケットやパンツを確認しましょう

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去年使ってからクリーニングに出すのを忘れてたお洋服はありませんか?

こんにちはクリーニングISEYAのオノウエです。

そろそろ寒くなってきたので着用しようと思ってお洋服をクローゼットから出してみたら、

「ダウンジャケットの襟元や袖口が変色してる! 」

何て事はございませんでしょうか?

実はそうなってしまうのには必ず原因があるんですね。

その原因になりやすい4つの要因がこちらです。

 

1. 皮脂や汚れの蓄積 (※この理由が1番多いです)
着用中に付着する皮脂や汗が蓄積されるとお洋服の一部が黄ばんだり、くすんだ色になったりすることがあります。
特に襟や袖口、脇部分やポケット周りが影響を受けやすいです。

 

2. 保管中の湿気やカビ
保管中に湿気が多い環境に置かれていた場合、カビが発生して変色することがあります。
湿気やホコリはダウンジャケットの生地にダメージを与え、色合いを変えてしまうこともあります。

 

3. 紫外線による劣化
長時間日光にさらされることで紫外線が生地の色素を分解し、色が薄くなったり黄ばみが生じたりすることがあります。
特に明るい色や単色系のお洋服は、変色が目立ちやすいです。

 

4. 洗剤や柔軟剤の影響
強力な洗剤や漂白剤が含まれている洗剤を使用すると、弱っている生地の色が落ちたり変色したりすることがあります。

 

また、柔軟剤もダウンの繊維や外側の生地にダメージを与えることがあり変色を引き起こす場合があります。

【変色を防ぐための対策】

①クリーニングを定期的に行う:
汚れや皮脂を早めに取り除くことで、変色を予防できます。
②通気性の良い場所で保管する:
湿気が少ない場所で、通気性のあるカバーを掛けて保管するのがおすすめです。
③日光を避ける:
長時間直射日光にさらさないようにし、保管場所を工夫しましょう。
④適切な洗剤を使用する:
ダウン専用中性洗剤を使い、洗濯方法に注意してください。漂白剤は避けましょう。

 

もしもこれらの変色が起きてしまった場合には完全に元に戻すのは難しい事が多いですが、実はクリーニング屋さんの特殊技術である特殊部分色修正で改善出来る事が多いのです!

今回の事例は全てまた着用出来るレベルまで修復致しました。

 

 

という訳で、お気に入りのお洋服は諦めて捨てずにご連絡下さいね。

ではでは〜!

 

お洗濯してもクリーニング屋さんに出しても完全には取り切れないシミや黄ばみは是非ともご相談くださいませ♪

ではでは~。

【遠方の場合の衣替えの染み抜きのご相談はこちらまでご連絡くださいませ】

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。