先日誰もが知っている方の講演を聴きに行って来ました

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井村雅代さんのお話

はい、先日は体調不良でしたが、日本のシンクロ界の母とも言われる井村さんの講演をどうしても聞きたかったので、ムリして行って来ました。

おはようございます、シミ抜き修復師のオノウエです。
結果、お話を聴かせて頂いて良かったです。

しんどかったけど(笑)

場所は、『堺市中区倫理法人会』のイベントで、堺市の『国際障害者交流センターBiG-i』でありました。

井村さんは、日本のシンクロをブランド化して、世界の人に日本は素晴らしいと思ってもらう為に中国のコーチになったそうです。

井村さんがコーチで行く前は、ロシアの方が中国のコーチがすべてをしていたにも関わらず、日本人の井村さんにオファーが来た時に、これは日本のシンクロを世界にアピール出来るチャンスだと思ったそうです。

もちろん中国もロシアではなく、日本人の井村さんにお願いするぐらいなので本気でした。

そして、コーチをするにあたって最初に学んだ事が、言葉が通じない事だったそうです。

そこで、選手の体の状態を知る為に、体を触って筋肉の状態を見て行動で伝えたそうです。

そうして中国にメダルをもたらし、10年ぶりに日本へと帰ってこられました。

 

日本でも壁

帰ってきて感じたのは、日本は10年間の間に心が変わっていた、心が通じない様になっていたと言う事を体感されてビックリされたそうです。

 

変わっていたのは選手の心だったそうです。

まず、選手に感じた事は、

 

何時笑っていいのか自分で分からない。

生活にオンとオフがない。

部屋もロッカーも整理整頓がされていない。

そして、今の若い選手が一番嫌いな事は、一人だけ雰囲気が浮くこと。

 

『勝つ事は目立つ事、他と比べて浮く事なのに、みんなと一緒はないやろ!』
そう思ったそうです。

昔は一匹狼とか、ストイックとか、死にもの狂いとか当たり前だったことは今は死語になったと感じたそうです。

 

コーチとして見る、選手の持つべきもの。

技術

体力

精神力

昔これらは勝手に選手から出ていたものだが、今はコーチが出させる事。
これが、今のコーチの仕事だと感じたそうです。

今は、プールから上がる事が出来ない位の練習もした事がない、悔しくて泣いた事も無い、嬉しくて他人とでも抱き着いて喜んだ事もない。

つまり、達成感を味わった事がないのだと。

 

 

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しかると言う事

まず絶対に言ってはいけない事が、『仕方がない』と、言う事。
これは相手のせいにする言葉なので、絶対に使わない言葉だそうです。

今より良くなりたいと、誰でも思っています。
だから叱る時は、本気で叱り直るまでとことん付き合う。

 

叱ると言う事は、その人の可能性を信じる事である。

 

叱ってくれる人は本気と相手は思う、そして叱った後には必ずそれを直す方法を言う事。

小さなお子さんには出来たら驚いてあげて下さい、そうするとまたしたくなります。

叱る時は現行犯で叱る事そうすると反省する、気分で叱らない事、
その時に昔の話を持ち出差ない事、そうすると今を反省出来なくなる。

叱るレベルが変わったら、なぜ変わったかを説明する。

叱る時はしつこく言わない。

 

井村さんは、心掛けている事があります。
絶対最後には、『先生についてきて良かった』と、言わせるように行動する事だそうです。

常に不可能な課題は与えないが、ちょっと無理をしないと越えられない事を与えるそうです。
無理しよう、もっと頑張れる、頑張りが足りない、と。

そして『頑張りました』と言う事は自己申告するものではない、他人がいうもの。
自分へのご褒美は他人が決める事で、自分で決める事ではないと。

目標は大きな目標を持つことと、小さな目標を設定する事。
超えられた達成感のある内にまた、少し上の目標設定をする事。

 

本番の直前にシンクロでは、『ラストコールルーム』という場があるそうなんですが、この場がソコソコ高い場所にあり、結構危険なんだそうです。

そこでは本番直前の内的プレッシャーの最後の場なので、ここで選手は水をかぶったり、
叫んだり、大声を出して自分を奮い立たすそうです。

この最後の場だけは、コーチは選手のテンションと同じではなく、選手にけがや、不安のスイッチが入らない様に気を使い冷静に行動するそうです。

 

最後に、レベルの低いチームワークは必要ないと言われました。

 

自分が100%の力を出せば、隣の人も100%の力を出すから心配するなと、
レベルの高いチームワークは、一人一人が常に100%の力を出し切る事だと言われました。

そして勝って人前で喜べるのは自信であると。

 

自信は、普通である状態のレベルを上げる事です。

 

一流は道を作る事。

二流は道を選びます。

三流は流されます。

人のマネはしない事です。

 

もうこれで、日本は普通にメダルを取って当たり前のチームになった事を忘れないで下さい。
普通のレベルがメダルだと言う事です、とも言われていました。

諦めるのはいつでも出来るので諦めないで。
私は『しつこく』が取り柄です、と言われていました。

 

ぼくの解釈なので間違いもあると思います。
とても勉強になりました。

ヤッパリ、日々の修練で普通のレベルを上げる事は重要ですね。

頑張ります。

 

 

はい、さっさと体調戻してシミ抜きレベル上げますよ~♪

ではでは~。

 

 

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

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