もしもお家で漂白剤がお洋服に飛んでしまい付いてしまって色が無くなったら

完全に元には戻りませんが1メートル離れると分かりません

はい、漂白剤って付いて直ぐには乾いてしまうと分からなくなるんですが、洗ったり洗わなくても時間が経つと色って案外簡単に抜けてしまうんです。

何もお家の中でしか起こるとも限りません。
例えば外出先の建物のお手洗いや公共のお手洗いですと、よく塩素系の漂白剤入ったバケツが置いてあったりいたします。

掃除の時には床も壁も便器もすべて塩素で消毒がされるんですね。
今流行りのノロウイルスは次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効なのでいわゆる塩素系漂白剤を使用しているんですね。

そして、トイレを利用した時、意図せずにお洋服の一部が擦れてしまう事があります。
その場では水が付いた程度な感じで乾けば透明になるので気が付きません。

ですが、しばらくして時間が経過いたしますと塩素の働きで漂白作用が発生して、知らない間にお洋服に白い点々や裾の部分が白くなるなどの被害が出ます。

お家でのシミヌキで塩素系漂白剤を使用しても同じ事が起きます。

白いシミや黄色いシミと思っていたら、よく見るとシミでは無くて色が落ちて白くなっている事に気が付くんですね。

クリーニング屋さんでお洋服を出す時に受付でお洋服の汚れの相互確認をしている時に初めて気が付くケースもあります。

でも、その色抜けはある程度は直せるかも知れません。
ただ、技術仕事ですのでドコでも出来るという訳ではございませんしお値段もソコソコ掛かります。

ですが、お直ししても繊維が塩素で溶けてツルツルになっていますので、非常に色が付きにくくてだんだんと色が取れて来てしまいます。

出来るだけそうはならない様に色が生地に定着する様にはしてはいますが永久ではありません。
ですので、もし、どうしてもこのお洋服だけは直したいと言う場合にはご相談下さいね。

お持ちいただいたお洋服に起こりうるリスクの説明をさせて頂き、ご了承を頂いた上で全力で「色修正」させて頂きます!

ではでは~。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。