お着物に何が付いたのかは分からないが血液の様なシミが付いてしまいましたが応急処置はどうすればよいですか?

血液の様なシミがお着物に付いた時に対応する一番良い応急処置の方法は「応急処置をしない事」です

はい、何もしない事が後に綺麗にシミを取り除ける一番の方法なのですが、何もしないとなりますともはや応急処置とも言えませんね(笑)

マジメな話なんですが、本当に何もしない方が後に染み抜きのプロの方が染み抜きを行う際には取り除き易いという事実があります。

しかしながら血液のシミは時間が経ってしまいますと酸化して生地や色(色素)まで壊してしまいますので早めの染み抜き処置が必要です。

血液のシミは主成分がタンパク質でお着物の生地のシルクと同じですので、何年も時間が経過して長時間放置してしまいますと血液のシミもシルクの生地もお着物の色も酸化して壊れてしまいかなり取れにくくなってしまうのです。

おはようございますオノウエです。

今回の様な何のシミが付いてしまったかがある程度分かっているという事は、情報としては非常に重要な事ではありますからプロに染み抜きをお願いする時には必ず伝えて下さいね♪

 

しみ抜きの応急処置はタイミングや方法によっては取れる事もありますがリスクは発生する事を理解した上での応急処置になります

実は、付いてしまってから直ぐの食べこぼしや淡白系の血液等のシミでしたら、水を滴るほどに含ませたハンカチでシミがハンカチに移る様に摘まんだりトントンと叩いてハンカチ側に移すようにすれば取り除く事も可能な時があります。

対象のお洋服の生地は広範囲で濡れてしまいますがそのままにしておけば乾きますので、ハンカチと水で直ぐにシミ抜きする事で殆ど取り除く事が可能です。

ただし、水を使用致しますので完全に取り除けない場合には広がってしまい、輪ジミ(輪の様なシミ)の様になってしまう事は考えられます。

ですので自己責任になりますし大事なお洋服で失敗はしたくないとの事でしたら、「応急処置をしない事」が重要になってきます。

その後には、出来るだけ専用の染み抜き剤や機材などがそろっている、ホームページやブログ等でビフォー&アフターが確認出来る染み抜きの出来るクリーニング屋さんにお願い致しましょう!

今回の時間が経ってしまい固まってしまった血液の様なタンパク質のシミは、生地や色を傷める事も無く綺麗に取り除く事が出来ました。

お着物のシミはそのままに放置してしまいますと生地の地色まで酸化して壊れてしまい、シミ抜きをするとシミと一緒に傷んでしまった色も取れてしまう場合が多いので早めにご相談下さいませ♪

ではでは~。

「取れそうにない染み抜きのご相談はこちらまでご連絡下さいませ」