毛玉取り器使う前にちょっとお待ちを!お気に入りの服に穴を開けないための使い方

 

今から着用するウール製品の毛玉はどうやって取り除いてますか?

おはこんばんちは、クリーニングISEYAのオノウエです。

そろそろニットやセーターを着る季節になってきましたね。

久しぶりに冬物を出してみたら、

「うわっ、毛玉がいっぱい……」

そんな経験ありませんか?

 

そんな時に便利なのが、電動の毛玉取り器。

家に1台持っている方も多いと思います。

でも、毛玉を取るつもりが、

「服に穴が開いてしまった!」

なんてこともあります。

今日は、そんな失敗を防ぐために、毛玉取り器の使い方を簡単にお話しします。

 

毛玉取り器で穴が開くのはなぜ?

毛玉取り器は、表面に出ている毛玉を刃でカットして取ります。

そのため、使い方を間違えると、毛玉だけではなく生地そのものを刃が巻き込んでしまうことがあります。

 

特に注意したいのが、服を硬い机や床の上に置いて、強く押しながら毛玉を取ること。

生地がピンと張った状態で毛玉取り器を強く押し付けると、生地まで巻き込んでしまう可能性があります。

 

「毛玉をしっかり取ろう!」

 

と思って力を入れるほど、逆に服を傷めてしまうことがあるんです。

家で毛玉を取るなら、ここを意識!

まずは服をできるだけ平らにします。

そして、生地の裏側に手のひらなどを入れて、生地を少し柔らかく支えてあげます。

その状態で、毛玉取り器を軽く当てます。

ポイントは、

「押し付けない」

「ゆっくり動かす」

「同じ場所を何度も削らない」

この3つです。

 

毛玉がなかなか取れないからといって、ゴシゴシやるのはNG。

「もうちょっと……」

とやりすぎると、毛玉だけではなく生地の毛羽まで削ってしまうことがあります。

 

こんな服は特に注意!

すべての服が、電動毛玉取り器に向いているわけではありません。

例えば、

・薄手のニット
・編み目の粗いセーター
・モヘアなど毛足の長い素材
・すでに糸が引っかかっている服
・生地が弱っている古い服

こういったものは、特に注意が必要です。

「毛玉を取ったら穴が開いた」

「糸がどんどん出てきた」

ということになりかねません。

こんな状態なら無理に取らないで!

 

毛玉ではなく、糸が飛び出している場合。

これは単純な毛玉とは違います。

そこに毛玉取り器を当てると、その糸を刃が引っ掛けてしまうことがあります。

また、すでに生地が薄くなっている場所も要注意。

こういう場合は、自分で無理に処理するより、クリーニング店などに相談した方が安心です。

 

実はプロも毛玉取りをします

クリーニング店でも、仕上げの一つとして毛玉を取ることがあります。

ただし、プロだからといって何でも電動毛玉取り器でガンガン削っているわけではありません。

素材や生地の状態を見て、道具や方法を変えます。

毛玉を取ることも大切ですが、

「服を傷めずにキレイにする」

ことの方が大切なんです。

最後に

お気に入りのニット。

毛玉ができると、「もう古くなったから捨てようかな……」と思ってしまうかもしれません。

でも、毛玉ができただけなら、まだまだ着られる服もたくさんあります。

ただし、毛玉取りはやり方を間違えると、逆に服を傷めてしまうことも。

家で毛玉取りをするときは、

「強く押さない」

これをまず覚えておいてくださいね。

 

そして、「この服、自分でやるのはちょっと怖いな」と思ったら、「毛玉取りコース」も用意しておりますので、無理はせずにプロに相談してください。

大切な服を長く着るためには、毛玉を取ることより、服を傷めないことが一番大切です。

ではでは〜。

 

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クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻、第3巻、第4巻、第5巻、第6巻、第7巻、第8巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
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