ニットが保管中に黄ばんでしまうかも知れない原因は5つあります
クローゼットのニットが「黄ばむ」原因とは
はい、クローゼットの中にある去年クリーニングしていないニットなんてのはございませんか?
もちろんあれば今すぐクリーニングです!
でも、普通のドライクリーニングだけではダメなんですよね。
クリーニングしていてもいざ着ようと思って見てみたら、「黄ばみ」があちこちにあったなんてことがあったらホントがっかりですよね。
でも、そんな事が起きてしまうんです。
おはようございますオノウエです。
お洋服の「黄ばみ」はホンマに嫌ですよね~!
原因は取り切れていない水溶性の汚れやシミ
ええ、そうなんです。
実は、ドライクリーニングするだけでは取り切れない水溶性の汚れが、酸化(リンゴの切り口が変色するのと同じ現象)して「黄ばみ」が出来てしまう事もあるんです。
その中でも主な原因になりやすいのは5つ
その原因とは・・
「黄ばみ」が出来てしまう主な原因
①去年洗わずにそのままだった。
②実はクリーニング後一度着用した。
③乾いて見えないけど何かこぼした記憶がある。
④通常のドライクリーニングしかしていない。
⑤袋に入れたまま保管している。
「黄ばみ」を防ぐには、水溶性の汚れやシミを取らなければいけません。
「黄ばみ」を防ぐ為にはお家で水を使いドライマーク洗濯するか、クリーニング屋の特殊水洗い「ダブルクリーニング」をしなくてはいけません。
お家で水洗いする時には、お洋服の裏側についているラベルに書いてある情報を参考に致します。
クリーニング屋ではニットの特殊水洗いはほとんど可能ですが、お家だと水を使えないニットもあります。
ちなみにクリーニング屋を選ぶ場合には、「水を使って洗いますか?」と聞いて下さいネ。
その時に「水を使わないダブルクリーニングです」と言われれば、そのクリーニングは水溶性の汚れを取る効果はほとんどありません。
あとクリーニング屋で入ってくる袋は、ただ単に保管中に汚れたりしない様に入っているだけなのです。
ビニールの袋に入れっぱなしにしておくと湿気がたまったり、ストーブのガスが充満して変色の原因になる場合もありますので必ず袋から出して保管しましょう。
お洗濯表示が2016年の12月から変わる
2016年、今年の12月から今までの日本独自のお洗濯表示方法が、国際規格の表示方法と同じに変わります。
日本語での漢字の分かりやすい表記では無くて、絵表示や数字の外国の人でも分かりやすい表示になるんですね。
要するにそのまま外国でも使える表記になります。
と言うか、外国の表示が日本でも適応されます。
今までより、お洗濯の方法が具体的になったのですが表示の見方が分からないと、ただでさえ分かりにくい洗濯表示なのに余計に分からなくなりますよね。
でも大丈夫。
もし、お家でのお洗濯時に分からない事があれば、クリーニング屋さんに相談して下さいね♪
ではでは~
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。