ずっと洗っていないお洋服を5年ぶりに洗ったらムラムラのマダラになった
※生地の上には色が付いているというイメージ画像
ずっと消臭スプレーを使ってクリーニングしていなかったら
はい、最近ではクリーニング屋さんに行くのが面倒くさかったり、クリーニング代金節約の為に洗う回数を減らして消臭スプレーを使ったりする傾向があります。
そんな時にお洋服の状態はどうなっているのでしょう?
当然洗っていませんから汚れはとれていないですよね。
その上から消臭スプレーをかけますので、いわばお洋服の表面に付いた汚れに蓋をしている事になってしまうんです。
そうすると生地も消臭スプレーするたびに硬くなってくるのです。
糊が効いたみたいにカチカチになってきます。
おはようございますオノウエです。
もちろん下にある汚れはズットそのままに、汚れが食べこぼしや汗なら当然腐ってきますよね~。
※生地の上に汚れが付いてしまったイメージ画像
そして汚れの下にある色も同時に傷んでくる事になります
ええ、汚れの下の色が傷むとどうなるのでしょう?
当然落ちやすくなったり、滲んだりして色が流れ出たりする事になります。
ですので、汚れの下の色は汚れと一体化して汚れが取れれば一緒に色も動いてしまう状況になってしまいます。
※汚れの下にある色が傷んで無くなっていくイメージ画像
消臭スプレーを常時使用して要る場合には、長い間時間をかけてドンドン傷んでくるわけです。
この状態で洗うまでに長い時間が経つと後で大変な事になるのです。
腐った汚れの下には、傷んだ色が付いています。
そして、
久しぶりにクリーニングして洗って見るとビックリ!!!
ムラムラのマダラになってるやん!!!
当然クリーニングするので汚れは取れる訳ですが、汚れと一体化してしまった色まで一緒に取れてしまいました。
※汚れと一緒に色もマダラに取れてしまったイメージ画像
この状態がお洗濯せずに「5年ぶりに洗ったらムラムラのマダラになった」と言う状態です。
色の薄い所や、ない所。
消臭スプレーを常時使用して長い間洗わないとこうなるんですね~。
この状態になる考えを、他のシミなどに置き換えて考えますと例えば汚れが接着剤やマニキュアの場合も同じです。
接着剤やマニキュアだけをウマい事取る事が出来ないと、接着剤やマニキュアが取れると同時に色ごともってかれます!
他にも擦ったりするとスレが発生する事もありますけどね。
ですので汚れたら早めに汚れを取る事。
取れそうにないシミは早めの対策が必要なんですね~
そういう事でよろしくお願いいたしま~す♪
ではでは〜。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
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