ゲリラ豪雨が激しいですが自転車でも徒歩でも雨の日の泥水の泥はねにはご注意くださいませ

泥水の成分には水は勿論の事クルマの排気ガスのススや土や油であったり自転車やバイクのタイヤカス等の細かいゴム等があります

はい、泥水の中には色んな物が混じっています。

その汚れの中身は土や砂等の水にも油にも溶ける事のない砂粒や、乗り物のタイヤのゴムカスや排気ガスのススや油だったり致します。

雨シミや油は取り除く事は可能ですが、一番厄介なのは砂やススやゴムなどのミクロの固形物の汚れです。

これらは水にも油にも溶けない固形の物質ですので、一度生地の繊維の奥深くに浸透してしまいますとお家での洗剤を使用したお洗濯でも漂白でも落とす事は出来ません。

砂粒ですから洗剤でも溶けないですし、色素では無いので漂白剤でも取れません。

おはようございますオノウエです。
そういたしますと、ミクロの固形物の汚れを取る方法は物理的力を加える事になります。

洗う前に先ずはシッカリと乾燥させてから泥汚れが薄くなるように叩きます

泥汚れは水にも油にも溶けない固形物質がメインで構成されておりますので、一番効果的なのは物理的にダメージを与える事なんですね。

しかし生地を傷めてしまっては元も子もありませんので、ゴシゴシと擦ったりすればいい訳ではありません。
擦る事により固形物質をより細かく砕いてしまい、繊維の奥深くまで浸透して余計に取れにくくなってしましますからね。

そこで!
乾かしてからひと手間を行う事でお洗濯での落ち方が良くなってくるんですね。
泥は乾いている内に出来るだけ取るのが理想なのです!

泥などの固形物質は乾いている状態の場合のうちに、叩くと言う物理的効果を与えてあげれば生地から剥がれやすく取れやすいのです。

それから水洗いすればかなりの汚れ落ち効果が得られます♪

泥も花粉も水を含むと余計にはじけて小さくなりますので、生地の目に入ってしまい取れにくくなるのです。
なので最初から濡らしたりして水は使わない事が重要です。

ドロが水分を含んで濡れていたら完全に乾いた状態にしてからブラシで叩いて落とすと言う事を覚えておきましょう。

ではでは~。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

コメントを残す