制汗スプレーは衣類に残って悪さをする事もあるんです
白シャツの脇の部分がピンクっぽくなった
はい、毎日お洗濯しているのに、脇やお腹の部分がだんだん赤っぽくや、ピンクっぽくなってきた事はございませんか?
先日、実際にお受け致しましたお話なのですが、受付にて、
『サッカーのユニフォームの脇部分が、毎日洗っているのに、赤と言うかピンクに色が付いているんです!』
との、ご相談をお受けいたしました。
当然、アンダーシャツですので、このシャツの下には重ねたりして違うシャツや肌着は付けていないとの事でした。
パッと見は、色が移ったようにしか見えないのですが、油溶性の処理をしても、水溶性の処理をしても全く色は動きそうにありませんでした。
そこで、酸素系の漂白をしたトコロ、泡がブクブクと出て過剰反応を示しました。
おはようございます、シミ抜き修復師のオノウエです♪
そうです、原因が分かりました。
実は、こんな事も有るんですね~。
制汗剤は反応すると変色を起こします
ええ、制汗剤によっては、毎日洗濯をしていても衣類に残留して、白いシャツに変色を発生させる事が有ります。
実際に、脇部分とお腹部分に特に反応を起こして、ピンク色に変色しておりました。
そこで、原因が分からずに、
『毎日洗っているのにどうしてなの?』と、疑問に思われていたお客様に、この事を電話でお伝えしました。
すると、電話の向こう側で、
お客様(お母さん):『ウチは子供に制汗スプレーなんて、持たしていないのですが・・・』
隣で、その電話を聞いていたと思われるお子さんが、電話の向こう側で言いました、
お子さん:『あ~~友達に借りてるわ』
お客様(お母さん):『そうなの!?、あっ!だそうです(笑)』
と、言う感じで、やはり制汗スプレーが原因の様でした♪
原因が分かれば、何のことはありません。
酸素系の漂白で、ほとんど落とす事が出来ます。
もし、今回の様に?な事があった場合には、ぜひご相談下さいね。
そこで、もし塩素なんかを使ってしまったら、エライ事になる可能性もありましたので、今回はご相談頂いて本当に良かったです。
お洋服のお洗濯で想定外の事が起きたら、迷わずクリーニング屋にご相談くださいませ!
ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
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