お洋服に少しだけシミが付いてしまった場合でも擦ってしまうと白けてしまう繊維があります

濃色のお洋服にシミが付いたので少しだけならと擦ったら白くなってしまった

はい、お洋服の中にはシミが付いて焦っても擦ってはいけない種類の生地で出来たお洋服があります。

特に濃色のお洋服は普通に擦ると白くなってしまいますので既に苦い思いをしてしまった方もおられるんではないでしょうか?

お洋服が白くなるのには理由があります。

生地を擦ると言う行為により糸が細かく切れてしまいささくれた状態になります。

人間の目には見えないぐらいのミクロのささくれた状態ですが、そこに光が当たると乱反射して白っぽく見えるようなります。

それが白く見えると言う事の1つの理由なんですね~

この現象の事を業界では白化現象(はっかげんしょう)と言いまして、さらにその他の専門的な言い方ではフェブリル化、分繊(ぶんせん)化とも言います。

この状態は生地や糸そのものがダメージを受けて起きている現象ですので糸を直して元に戻す事は出来ません。

白化現象(はっかげんしょう)が起きやすいのは生地で言いますと、天然繊維の場合にはフィラメント繊維(連続した長い繊維)であるシルクや、リヨセルやテンセル等の再生繊維(特殊な薬品で天然繊維を溶かしてから再構築された繊維)である指定外繊維(以前は家庭用品品質表示法に指定されていなかった繊維※現在では再生繊維に分類される)です。

リヨセルは引っ張る力である縦方向には強度があり強いのですが横方向からのダメージには繊維が切れ易く白化現象(はっかげんしょう)が起きます。

色で言いますと濃色の原色は定着が弱いと状態ですと摩擦にも弱く、生地が綿や麻の場合にはすぐに白けてしまい擦れた対象にまで色が移る場合もありますので要注意です。

おはようございますオノウエです。
その擦ると白くなる原因は大きく分けると大体2つに分かれます♪

 

必ず何事にも原因があって結果があるものですのでお洋服の色が白けるのにも大きく分けると原因が2つあるんです。

フェブリル化、分繊(ぶんせん)化による白化現象(はっかげんしょう)の、
1つ目の原因

その理由の一つは脱色です。

脱色にも物理的な脱色と科学的な脱色がありまして、薬品による科学的な脱色の方です。

通常の生活の中で特に注意したいのが飲食店で出てくるオシボリです。
特にタオル地のオシボリの場合には殺菌の為に塩素が使用されて洗浄されておりましてその成分はオシボリに含まれております。

タオル地のオシボリは塩素っぽいニオイがしませんかね?

ですので、このオシボリを使ってお洋服に付いたシミなどを取ろうとしてしまうと色が抜けてしまう事もあるんですね。

フェブリル化、分繊(ぶんせん)化による白化現象(はっかげんしょう)の、
2つ目の原因

擦る事によって起こる物理的な脱色の現象です。

実はどちらかと言うとこちらの原因の方がほとんどの白くなる現象の原因を占めております。
擦る事によって起きてしまう生地の糸のささくれが原因です。

色が変化したのではなく生地の糸がささくれる事で光の反射の見え方が変わり人間の目には白く見えてしまうのです。

この場合は生地のダメージが原因ですので物理的に直す事は不可能なのです。

 

※修正後でも光の反射加減により接写画像では完全に見えなくはならない事もあります。

ですが色修正を行えば完全に治る事はありませんが見えにくくする事は可能です

シミが付いてしまうとダメだと分かってはいてもついつい擦ったりいたしますよね~。
そういたしますとすぐに色が抜けた様に見えたりします。

しかし!

もしそうなってしまっても糸の物理的なダメージは治せませんが、色はある程度は目立たなくする事は可能なんですね♪

摩擦のスレで白っぽくなっても比較的に軽い症状の場合でしたら油成分を生地に足してあげて、光が乱反射しない様にして人間の目には見えない様にしてしまう方法や無くなった色自体を足してあげる事も出来ます。

もしも白くなってしまった。

そんな時にはぜひ色修正(染色補正)の出来るプロのクリーニング屋さんにご相談くださいね。

ではでは~

「お洋服の色が無くなってしまった時のお直しのご依頼はコチラ♪」

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

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