お洋服の袖口や襟や脇部分の色が変色してしまったんですが直す事は可能でしょうか

※こちらは長期着用による変色と退色

袖口や襟や脇部分のお肌に触れやすい部分は特に色素がよく抜けたり変色してしまいます

 はい、お気に入りのお洋服ってどうしても着用回数が増えてしまいヘビロテで使用してしまいがちですよね。
そういたしますと同時期に購入したお洋服よりも着用によるダメージを沢山受けてしまいがちです。

その場合にはこの様に色が抜けてしまったり生地が擦り切れてしまう事が起こってしまいます。

色が抜けてしまったり変色してしまう原因の一つとしては汗の成分の残留による変化か、汚れの蓄積による色素の劣化かスレ等による物理的ダメージにより色を変化させてしまいます。

一口に色の変化と言っても状態により様々な言い方があります。
色の変化にはちと分かりにくいですが、「変色」、「脱色」、「退色」等の種類があります。

 

〇変色=色が変化して変わる事


〇脱色=不必要な色を物理的や科学的な方法を使い抜き取る事


〇退色=日光や紫外線の影響にさらされて色がだんだん薄くなる事

※こちらは漂白剤等の薬品による脱色

この様に「色が変わってしまった」の状態にも種類があるんですね。

もちろん色自体の状況も関係いたします。

時間の経過とともに染料も古くなって劣化しておりますので、製造されて直ぐのお洋服なら何ともない事でも状況や状態にもよりますが製造されてから10年も経つと変化しやすくなる可能性があります。

※こちらはスレによる物理的なダメージの色抜け(変色)

近年ではお洋服の生地の中に当たり前の様に入っているストレッチ素材の元糸であるポリウレタン弾性糸(伸びる糸)は、生地の中に含まれておりまして約5年から10年の間に経時劣化(時間が経って徐々に壊れて行く事)を起こして分解してしまう寿命のある糸です。

お洋服の生地にも色にもそれぞれの寿命があり、それが着用中やお洗濯時などのダメージが発生するタイミングで何時顕著に表れるかは分からないんですね~。

おはようございますオノウエです。
着用によって起こった生地や色素のダメージが洗浄のタイミングにより汚れと同時に色も抜けてしまう可能性があるんですね。

※こちらは漂白剤による広範囲の脱色。

弱ってしまった生地に洗浄をした事が引き金となり染料が剥げ落ちたりする事もあります

色の変化である「変色」、「脱色」、「退色」はどれも起こりうる事ですがある程度の修復は可能です。

色が変化したり無くなった場合には無くなってしまった色を足したりして修正する、色修正(染色補正)という技法がありその技術で見えにくく分かりずらくする事が可能なんです。

基本的に通常は人と会話する距離は約1メートルぐらいです。

それよりも近くでお洋服をまじまじと見る事は先ずありませんので、その距離で色の変化が分からなければ基本的には目立たないと考えます。

あとは個人の感覚の問題となりますので、お受けする前には詳細を説明してご納得頂ける様であれば色修正(染色補正)で対応致します。

※こちらは日光による退色

しかし、いくら色修正をしても生地へのダメージは元には戻りません。
新品にも戻るわけでも完璧に直るわけでもありません。

あくまでも修正ですので洗い方によってはいずれは段々色が抜けてきます。

お値段もそこそこかかり修正の時間もかかりますが、それでも色が直ればまたお気に入りのお洋服が着れる様になります。

それでも何とかして、

「そのまま着れなくて捨ててしまうのなら、お気に入りのお洋服だから直してまた着たい!!」

そんな思いにお答え出来る様に努力いたしますので是非ともお声かけ下さいませ♪

「お洋服の色が無くなってしまった時のお直しのご依頼はコチラ」

ではでは~。

 

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

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