エリから下の前立てや袖部分に食べこぼしや皮脂汚れや汗等が部分的に付いたままですと後で変化します
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お洋服のシミで一番多いのが食べこぼしですが取り切れずに付いたままですと後で変化したり虫害に遭い易くなってしまいます
はい、衣類にくっついて生地を食べる衣類の害虫ですが、ポリエステルやナイロン等は自然由来ではない化学繊維なので食べられる事はないと思っていませんか?
それ違います。
実は食べられます。
その状態とは、ポリエステルやナイロンの生地自体は害虫が食べる対象にはならないのですが、その生地に付いている食べこぼし等の栄養源は食べる対象になります。
ですので、その食べこぼし等の栄養源を摂取する為に生地ごと食べてしまうんですね。
なのでポリエステルやナイロンの生地だからといって絶対に食べられないとは言えないのです。
おはようございますオノウエです。
まあ魚釣りをしてても魚はビニールやごみを餌と勘違いして食べるぐらいですから、食べられない生地と分かっていてもタンパク質の栄養源と一緒に食べてしまう衣類の害虫は中々頭が良いのかも知れませんね。
いや、本能に忠実なだけか(笑)
ほんの僅かなシミでもその部分から変色したり虫害に遭ってしまう事もありますのでシミや汗の成分は早めの除去処理が望ましいです
シミや黄ばみは時間が経ってしまいますともっと濃い色に変化したり致しますが、シミや色素という観点から言いますと時間が経っても余程のダメージが生地にない限り修正する事は可能です。
ですが生地や生地の糸自体にダメージが及ぶ虫害等は起こってしまいますともうリフォーム等で形を変えて対応するしか対応方法が無くなってしまいます。
そうならない為にも早めのクリーニングや染み抜きが必要なんですね。
今回のピンクベージュの綿コートの襟もとに付いている黄ばみや黒い汚れは、部分的な特殊染み抜きと全体的な復元加工によって綺麗に取り除く事が出来ました。
特にアウターの場合にはお肌に直接触れやすい部分や前立て等の食べこぼしが付いてしまう部分の状態には気を付けましょう。
お洋服に付いてしまったシミを発見した場合には、早めに取っておいて変色や虫害に遭ってしまう可能性を抑える事をお勧め致します♪
ではでは~。
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クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。