お洋服の生地に出来た黄色い線の様な輪っかの様にも見える状態のシミの事を「輪ジミ」と言います
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輪ジミには色んな発生の仕方があるのですが最も輪ジミの発生しやすい条件に当てはまるのは普段から水洗いを行っていないお洋服です
はい、「輪ジミ」の発生する原因の殆どが普段は水洗いの出来ないお洋服の生地に水分が付いてしまい発生してしまいます。
水分が付いた生地の水溶性の汚れがその部分だけ綺麗になってしまい、綺麗な部分とそうでない部分（この場合には水に濡れていない部分）の境目が目に見える様になったのが「輪ジミ」です。
おはようおはようございますオノウエです。
もっと細かく説明致しますと水の掛かった部分だけが洗った様に綺麗になってしまい、その時に動いた汚れが乾いている部分にせき止められて境目を作ってしまいシミの様になってしまった状況なのです。
ですのでこの「輪ジミ」を直すには水洗いの出来ない表示のお洋服を特殊水洗いを行って洗い全体を綺麗にする事になるんですね。
洗濯表示がお家では洗えない（水洗いが出来ない）と表記のあるお洋服に水分が付いてしまいますと汚れが移動してしまい見た目に目立ちやすい「輪ジミ」が出来てしまうのです
今回の場合にはその「輪ジミ」が黄色く変色してしまい更に取れにくい状況になってしまった事例になります。
雨の日に出かけた時に生地目の細かいお洋服に雨が当たってしまい、水滴が付いた様な形にシミが出来てしまうのは「ウオータースポット現象」と言いそれは繊維の変化が原因でその様に見えます。
直し方は水分を使うという点では似ていますが「輪ジミ」は汚れが移動して出来ているので汚れを落とす必要があり、「ウオータースポット現象」の場合には全体的に水分だけを添加して元の状態近くまで戻します。
今回の場合は「輪ジミ」でしたので汚れを特殊水洗いで取り除いた後に、黄ばみも特殊部分漂白で取り除き元の状態近くまで復元致しました。
因みに「輪ジミ」と「ウオータースポット現象」は両方共にクリーニング屋さんの普通のクリーニングだけでは直す事は出来ません。
特にウール素材やレーヨン素材やシルク素材のお洋服やネクタイやショールに発生しやすいので、もしも見つけたら何もせずにクリーニング屋さんにご相談下さいませ。
もしも触ってしまいどうしようも無くなった時でもご相談下さいませ♪
ではでは～。
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クリーニングＩＳＥＹＡシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーＣＡ／京技術修染会認定修復師／京技術修染会関西地域認定講師／クリーニング師／と複数の専門資格を習得。
メディア：株式会社商業界発行・ファッション販売２０１６年１２月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア：漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第２巻と第３巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア：吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ～男性のための暮らしに役立つ簡単家事術～講座」開催いたしました。
メディア：摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単！キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
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