無かったハズのシミが浮き出て来て時間が経つと濃いシミに変わってしまうのには理由があります
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見えなかっただけで実は元々からその場所には薄くシミが付いていたものが時間と共に濃い色に見える様になったのです
はい、結論からいいますとお家でのお洗濯やクリーニングでは取り切れなかったタンパク質の汚れが、空気中の酸素と触れる事によって腐食して変化したから見える様になったんですね。
見えないシミですが見分け方があります。
シミは必ずその成分の比重により成分ごとの層に分かれてお洋服の生地に付いてします。
その一番上に位置するのが油膜です。
油膜が付いている生地の部分は水の浸透率が変化致しますので霧状の水をスプレーで吹きかけますとその水が生地に浸透するスピードがシミの個所だけ変化します。
おはようございますオノウエです。
その他の部分とは見え方が変わる部分にこそ、見えないシミが存在しているのが分かる個所なんですね～。
クローゼット内で外気との温度差等でも湿度が高くなり水分などの湿気が発生すればカビなどの活動も促進されやすいのでそのシミの部分からカビてしまう事もあります
勿論の事、食べこぼしのシミは時間と共に傷んできますので、その過程でお洋服の生地も傷んできます。
生地がウールやシルク等の動物繊維ですと尚更傷みが激しく分かりやすく目に見えて発見しやすくなり、綿や麻等の植物繊維でも黄ばみや黄変が発生しやすくなります。
例え合成繊維であるポリエステルやナイロンでもタンパク質のシミが付いたままですと色（色素）が変化してしまう場合もあります。
普段は虫害には合わないはずの合成繊維がシミの栄養源接種が目的の衣類の害虫に生地ごとシミをかじられるケースもあります。
特に目見見えないシミのケースの場合にはシミの存在に気が付かない間に衣類のダメージに繋がる可能性がありますので気を付けたいですね。
今回の何か分からないシミも「特殊部分染み抜き」により綺麗にする事が出来ました♪
汚れやシミ抜きをお直し前にはシッカリと行う事は勿論の事ですが、保管中の環境もお洋服にとっては非常に大事な事の一つなので是非ともお気を付け下さいませ。
ではでは～。
【遠方の場合の衣替えの染み抜きのご相談はこちらまでご連絡くださいませ】
クリーニングＩＳＥＹＡシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーＣＡ／京技術修染会認定修復師／京技術修染会関西地域認定講師／クリーニング師／と複数の専門資格を習得。
メディア：株式会社商業界発行・ファッション販売２０１６年１２月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア：漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第２巻と第３巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア：吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ～男性のための暮らしに役立つ簡単家事術～講座」開催いたしました。
メディア：摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単！キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。
