クリーニング屋さんはもはや洗うだけでは成り立たないのかも
なぜ今基本を学ばないといけないのか
はい、先日は滋賀県は大津市までしみ抜きの技術勉強会に、しみ抜きの師匠のお話を聴きに行ってきました。
周りの方からは、「そんなけしみ抜きの勉強してたら、もう勉強会に行かなくても良いんじゃないの?」
ってよく言われます。
この日の講師はもちろん「京技術修染会(全国規模でしみ抜きを教え広める会です)」の会長であるしみ抜きの師匠の石塚さん(ニックネームおとうちゃん)のお話が聴けました。
いつも師匠のお話はすごく楽しみにしています♪
42年間も全国アチコチにしみ抜きの教えを広めに、車一台で日本の端から端まで機械を携えながら教えに行っておられます。
師匠は言われます。
「理論を知る事により早く理解して早く上達できる」
って。
ですがもちろん技術の勉強だけが目的ではありません。
ですので当然聞かせて頂けるお話は全国の最新の情報。
そのパワフルさにはいつも圧倒されます。
さらに師匠の口癖は、
「オレ機械屋やし」(笑)
そう、実は師匠はクリーニング屋ではありません。
おはようございますオノウエです。
ええ、だからクリーニング屋さんの僕はもっと勉強しないといけませんよね~♪
今求められるのは技術だけじゃないトータルサポート力である
はい、もちろん今回も沢山の最新情報や技術の学びがありました。
でも師匠のお話を聴いていると、今クリーニング屋に求められているのはお洋服どころか身に付ける物すべてに関してのトータルメンテナンスなんだとな思いました。
もちろん何でも自分でするという意味ではありません。
お客様のご要望に応えると言う事です。
今、どうしようも無い事を可能な限り復元して使える様にする。
これから起きるお客様の状況によってのメンテナンスのアドバイスをする。
これがこれからのお仕事になってきます。
もちろん今もですが(笑)
洗ってキレイにする事はもちろんですが「お困りごとを解決する」と言う事が基本です。
師匠は言います。
「技術を活かせるかか活かせないかは、資格の問題では無い」
って。
資格がなくても自分の技術が無くてもお客様のお困り事を解決する。
この事を考えれば良いって。
改めてお仕事に対する基本姿勢を教えて頂きました。
ありがとうございました!!
ではでは〜。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。