淡色系のお洋服は今のウチにシミ抜きをしときましょう
今ケアをしておかないと後から出る
はい、最近は結構暖かい日が続いていますよね、なので衣替えのタイミングがずれてしまい、未だに夏物衣料がクローゼットに入ったまま、なんて方もいるのではないでしょうか?
しかし、一見汚れていない様に見える、お洋服にもしっかりと、食べこぼしや皮脂汚れ等のシミが付いています。
ですので、着用の直前に洗うのではなく、着用したらその後すぐに洗う。
これが、後からシミが出てこない様にする鉄則です。
でも、普通のドライクリーニングだけではダメですよ。
水溶性の汚れを落とさないといけないので、クリーニング屋でウールも特殊水洗いをしてもらいましょう。
おはようございます、シミ抜き修復師のオノウエです。
夏物衣料のシミ抜きは、淡色系で綿や麻の混紡品などが多いです。
そして、もし洗わずにこのまま時間が経つと、出てくるのです!
何が?
ええ、もちろんシミが浮き出てくるのです。
後から出てくる黄色いシミ
ええ、お洋服を仕舞う前には見えなかった、浮き出てきた水溶性の汚れやシミは、時間が経つ事により、通常のドライクリーニング処理だけでは、すでに落とす事が出来ない頑固なシミになっちゃってます。
しかも、淡色系の生地の場合は余計に目立ってしまいます。
例えば、お茶をこぼしてしまったりしてちょっと拭いたら、『乾いて見えなくなったから、もうイイヤ』と、ほったらかしにしてた事ってありませんか?
でも、その10日後に見てみたら、『あれ何!? こんなシミ無かったのに!』
実はこれ、非常に良くある事なんです。
『とりあえず見えなくなったからいいかな?』、と言う訳には行かない理由があるのです。
クリーニング屋は淡色系のシミ抜きが得意です
乾くとシミが見えなくなる事もありますが、お茶の成分や、植物の色素がわずかでも残っていれば、それが時間や温度等の環境により、変色を起こすんですね。
特にベージュの生地に、黄色く変色したシミがチラホラとある場合があります。
お家でちゃんとお洗濯していても、取り切れていない汚れやシミがあると、それもやはり時間が経つと変色して浮き出てきます。
そんな時にはぜひ、クリーニング屋で、『シミ抜きで!』と。お申しつけ下さいね。
クローゼットを開けて、沢山シミが浮き出ているお洋服でも、『もう捨てようかしら』 と思う前に、ぜひクリーニングプロショップへお持ち下さい。
大丈夫です、また着れる様に修正出来ますよ。
時間の経った頑固なシミのお品物でも、完全新品とまではいかないですが、ほぼ除去する事は可能です。
ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
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