お気に入りのパンツの裾に靴の色が移ってしまったけど
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お洋服に移った色は取れるのか
はい、お正月はどうでしたでしょうか?
あちこち動き回った分、もしかしたらパンツの裾に、靴の色が移っていた可能性がある事もあるかも知れません。
それって取れるのでしょうか?
ええ、結論から言いますと、もし色が付いても生地にもよりますが、ほとんど取る事は可能です。
特に白いパンツに、赤や青の色が付いたらショックですよね、でも実は、結構アルアルなんですよね。
特に、濃色系の皮革やスエードの靴は、水が付いてしまった状態で、擦れて摩擦が起きますと色移りしやすいですね。
もし色が付いても、気にならない方は裾の方にちょこっとだけで、しかも大体は裏側だったりするので、特にどうと言う事は無いのですが、気になる方はやっぱり気になります。
おはようございます、シミ抜き修復師のオノウエです。
でっ、僕も気になる方です。
そんな時には、最悪ロールアップで対応しましょう。
では無くて!!(笑)
もちろんシミ抜きをおススメ致します。
裾の裏側に付いた靴の色移り
ええ、原色の靴に多いパンツへの色移りでなのですが、もし色が移っても決して擦ったりはしないでくださいね。
当然、衣類にダメージが残るのと、生地に色がさらに浸透して取りにくくなりますからね。
それでも、クリーニング屋まで行く時間も預ける時間もないと言う方は自分でチャレンジするかも知れませんので、一応参考程度に方法を書いて見ました。
【靴からのパンツの裾の色移りをお家で対応する場合の方法】
色が移った場合の大半は、弱ってしまった色素が付いたものです。
ですので、生地の薄いパンツなら、バケツに10リットルのお湯を張り(45度)、中性洗剤液体20mlと酸素系漂白剤粉末(アルカリ性)を30mlを使用して良く溶かし込みます。
20分ほど漬け込んで、その後なるべく品物を動かさずに、バケツの中で上下運動のみでお洋服を動かし、脱水をしてその後しっかりと水で濯ぎ(三回以上)アルカリのヌメヌメ感を取り除けば、色をある程度取り除く事は可能です。
注意する事は、45度の温水に漬け込んだ時に、洗濯機でグルグル回すとお洋服を縮ませる事になる場合がありますので、止めときましょう。
もちろんこの方法は、パンツが白色の場合で、水洗いがOKの表示ならの場合です。
自己責任でオススメ致しますが、擦れて生地にダメージがある場合には完全には取れませんので、おススメ致しません。
参考資料:
年間シミ抜き除去率90%以上のクリーニング屋♪修復師のぼっちのブログ
っと言う事で、自信のない方はクリーニング屋での色素取りの処理をオススメ致します。
状態にもよりますが、パンツの裾周り色移り取りで、クリーニング代金も税込みで、1,580円ぐらいでいけると思います。
材料と手間とリスクを考えると、お家での処理では無く、クリーニング屋のプロに任せるのも選択肢の一つですね♪
ではでは~
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。