ブランドのシルクスカーフに点の様な黄色いシミがあちこちにありますがそれって取り除く事が出来ますか?
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シルクのスカーフをお家で染み抜き致しますとシルクが傷んで元には戻らなくなる可能性が非常に高いのでご自分でお洗濯を考えている場合にはご相談下さいませ
はい、昔から人気のある定番のスカーフと言えばやはりエルメスのスカーフです。
90センチ四方の大きさの正方形のエルメスのスカーフはフランス語で正方形を意味する「カレ」とも言われております。
前にテレビの特集で見た事があるのですが、エルメスのカレは一枚一枚職人さんによって色の数だけ何回もプリントされているので量産型の様に同じ品物は存在しないとのお話でした。
やはり老舗の人気ブランドはこだわりがすごいですね♪
その他のメーカーでもスカーフと言えば色鮮やかなイメージですよね。
その色彩の綺麗なスカーフの白い部分に小さな黄色い点がちらほら。。
それは流石に目立ってしまいますよね。
おはようございますオノウエです。
実際にそんな小さな点の様なシミをめっちゃ近づいて他の人にマジマジと見られる事は中々無いとは思います。
ですのでこのシミが気になるのは殆どの場合が所有者であり使う人の気持ち次第だと思います。
まあスカーフに限らずお洋服でもそうですが、自分が如何に気持ちよく着用出来るかが重要なんですね。
そんな気持ちを叶えるお手伝いが出来れば嬉しく思います。
ウッカリとお家の水洗いでお洗濯してしまったシルクスカーフの生地や色のダメージ再生の道は険しく完全には元の様には戻りません
商品になったシルク素材はデリケートであり色鮮やかなお品物が多い割には、繊維が細く傷つきやすい為に直ぐに生地にダメージを受けやすいんですね。
色を付ける時には高温度で定着させる事が出来ない為に、製品化された後でも水分やアルカリに弱く色が動いて滲んでしまったり薄くなってしまったり致します性質があります。
擦れなどの外的要因のダメージに弱く白っぽく毛羽立ったりも致します。
そんなシルク生地ですがシミ抜きをする事はもちろん可能です。
色なども場合に寄っては色修正(染色補正)でお直しする事も出来るかも知れません。
もちろん誰にでも出来るという訳ではありませんので、染み抜きの経験を重ね生地の特性を知る事が大事なのです。
そして、それを行うのはシミ抜き専用の溶剤を使い分けで専用の機材を使用し扱う生地の特性を知っている職人が行います。
と言う訳で、もしもシミが付いていたり色が滲んでいたりする様でしたらご相談下さいね♪
今回もエルメスのスカーフに付いてしまったシミも綺麗に取り除く事が出来ました。
いつも染み抜き事例はかなりお品物に近づいての接写ではありますが、まあ実際にはこんなに近くで見る事は持ち主の方でも見ないと思います(笑)
基本的には人と人が会話する距離の約1メートル離れてシミが見えなければ良しと致します事をご了承下さいませ♪
しみ抜きの事は相談して下さいね。
ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。