クローゼットから出して見たら保管中には無かったハズの部分的に黄色いシミが浮き出ていた
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洗ったはずのお洋服なのに何故クローゼットに保管しているだけで着用していないのに黄色いシミが浮き出てきたのか?
はい、台風が近づいている事もありますが急に寒くなってきました。
秋の衣替えの方は準備出来ていますでしょうか?
そろそろ夏物衣料はシッカリと洗ってからのお直しになり冬物衣料の用意が必要になってきます。
特に夏物の白い衣類は一年経つと部分的にキイロくなってしまい、来年の着用時に着る前に洗って染み抜きを行わなければならない状況が発生する事があります。
おはようございますオノウエです。
その原因は食べこぼし等のお洗濯で取り切れなかった汚れやシミなのです!
もうこのブログをいつも見て頂いている方には耳にタコが出来るほどに何べんも言っておりますが(笑)
でも本当にお直しのお洗濯時に取り切れなかったシミは、保管中に時間が経過する事によって徐々に変化して黄色くなる事があるんですね~。
衣替えの時期に結構頻繁にあるしみ抜きの1つがクローゼット保管中に無かったハズのシミがキイロく浮き出てきたしみ抜きのご依頼です
「クローゼットに直す前にはそんなシミは無かった」
そうなんです。
実はそのほとんどの場合が目には見えない位の薄くなった汚れやシミがまだ付いていて、その汚れやシミが時間と共に空気に触れている事によって酸化して後から浮き出てくる場合が多いんですね。
ですのでクローゼットにお直しする前には殆ど気が付かない状況が多いのです。
ですが、その後から浮き出てくる場合にのシミの成分の殆どが「水溶性」の「タンパク質」である可能性が高く、お直し前の水洗いや酸素系漂白剤の漬け込み処理のよって取り除く事が可能なのです。
勿論の事、今回の様に後から浮き出てきたシミにも「水溶性」の「タンパク質」を取り除く処理が有効ですが、時間が経った際に黄色の色素も発生しているので酸素系漂白剤の処理が殆どの場合には必要になってきます。
やはり最初の段階で取り除けるのであれば出来るだけ取り除かないと、後で余計な手間が掛かってしまい色柄物のお洋服の場合ですと色が抜けてしまい無くなってしまった色まで色修正で直さないといけなくなります。
ですので!
もしも気になるシミを発見した時には直ぐにお知らせくださいませ。
今回お預かりした白いブラウスに浮き出てきた古い黄ばみのしみ抜きは、生地に負担が掛からない様に汚れ成分をシッカリと取り除いた後に弱酸素系漂白処理で生地への負担が最小限になる様にしてシミ抜き致しました。
シミが取れないと諦める前にご連絡下さいね♪
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ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。