洗剤には弱アルカリ性とか中性とか弱酸性って書いてあるけど良く分からないから教えて下さい

お家で使う洗濯洗剤も生地によって弱アルカリ性とか中性とか弱酸性を使い分けるとお洋服へのダメージが少なくて済みます

はい、洗剤には弱アルカリ性とか中性とか弱酸性等と裏側のラベルに書いてありますが、実際にはこのラベルを見て洗剤を選んでいる方はとても少ないと思います。

でも、その部分に興味を持って知りたい方がおられるのも事実です。

ちなみに、お洋服の汚れの状態によっては洗剤にも得手不得手があるのをご存知でしょうか?

それと生地や形状によってはシッカリと洗えるお洋服とそうで無いお洋服もありますので、実際には色んな要素を掛け合わせた上で洗剤を選びます。

お家で使っている洗剤には大まかに分けますと3種類に分類されます。
液性と言うのですが知っておくとお洗濯の参考になるかも知れませんね。

おはようございますオノウエです。
生地の種類によって洗剤は使い分けた方がより効果を発揮しますからね♪

 

【お家で使う洗剤を選ぶ基準はコレ】

弱アルカリ性(PH8~11ぐらいの事)綿や麻を洗うのに最適
アルカリ性に弱いのは動物性の生地ですので、
ウールやシルクを洗うのには向いていないと言う事になります。

中性(PH6~8ぐらいの事)何でもイケます
全ての生地に対応してます。

弱酸性(PH3~6ぐらいの事)ウールやシルクを洗うのに最適
酸性に弱いのは植物性の生地です。
綿や麻などを洗うのには向いていないと言う事です

PH(ぴーえいち)って言うのは水溶液の性質の事で数字で表します。
要するに数値で表す洗浄力と思って頂ければ良いと思います。

実はPH(ぴーえいち)って言うのは、クリーニング屋さんでは結構重要なお洗濯時に参考になる数値なのです。

これだけ知っていれば貴方もかなりの洗濯通ですよ♪

ではでは~

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

コメントを残す