インクがポケット内でイッパイ付いた時は即シミ抜きへ
ポケット内でインクが滲んでいたら要注意
はい、特によくあるシミ抜きの1つが、ボールペンごと洗濯して衣類に付いてしまったなど、
お家でのお洗濯ではかなり気を付けていても、『ポーケットの中にはビスケットがひとつ♪』
では無いですが、いろんな物が入っていてそのままお洗濯してしまうと大変!
と言う事が起こります。
今回はそんなしみ抜きの事例です。
特に、お子様のお洋服や、学生さんの制服や、病院の制服などなど様々です。
スーツの内ポケットに入れていたボールペンから、インクが大量に出て付いてしまった。
この様な出来事はクリーニング屋では、『インクの爆発』と言います。
でも、こんな事って意外に結構ありますよね。
おはようございます、オノウエです、まいど。
インクが大量に付いたら水は使わない事
スーツの、内ポケットの底辺りにインクが滲んでいた場合には、表の生地には少ししかインクが付いて無い様に見えます。
ですが、ポケットの中の内側の見えない部分には、大量にインクが付いている可能性があります。
ええ、もしインクが大量に付いているのが分かったら、その場合は水が付いたりすると、大量に滲んで出てきますので要注意です。
大量に付いた『インクの爆発』は、自分で何とかしようといじってしまうと、余計にひどくなります。
ですので、何とかする前に迷わずご相談くださいね♪
実は表には少ししかインクが出ていませんが内ポケットの中はインクだらけ
はい、プロでもインクのシミ抜きは油性処理を一番最初にしっかりとする。
これが基本です。
これでもか!
と言うぐらいしっかりと油性の処理を行ってから、漂白したり温度をかけたり致します。
最初にシッカリと油性処理により、油成分が取り切れていない場合は、温度が掛かるとシミが変化して取れないシミになったり致します。
そうなってしまったら、完全に取る事は出来ない場合があります
お家でも最初の一手が肝心なのでシミ抜きは慎重に。
出来るだけ触らずに、すぐに持って来て頂けると取れる確率は非常に上がります。
よろしくお願いいたしま~す♪
困った時には、お早目にご相談くださいませ♪
ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。