合成皮革は購入してからではなく製造されてから直ぐに空気に触れる事によって劣化が始まるのです

合成皮革(フェイクレザー)や人工皮革等に使用されている樹脂は空気に触れる事により時間が経つと必ず劣化するのが特徴です

はい、今回の事例のお洋服は久しぶりにお子様の学校行事に着用して行こうと思っていたお洋服を見たら、袖口の合成皮革が剥がれてしまいボロボロになっており何とかして欲しいとのご依頼でした。

とは言うものの、意外と知られていないのが今回の様な合成皮革(フェイクレザー)や人工皮革の劣化です。

実は本革製品ではない合成皮革(フェイクレザー)や人工皮革等は、製造されてから長い物で10年、短ければ5年から3年くらいで必ず寿命がやってきます。

おはようございますオノウエです。

劣化いたしますと生地がベトベトしてきたりボロボロと剥がれてきたりするのですが、これは製品の寿命ですのでもう直す事は出来ないんですね~。

 

合成皮革(フェイクレザー)や人工皮革の劣化が始まって生地がベトベトしてきたりボロボロと剥がれてきたりした場合でもその時限りの一時的な応急処置は可能です

寿命の場合にはどうしようもありませんが延命お直しはある程度は可能です。

今回の様に部分的に合成皮革が剥がれてしまう場合には、特に着用中に擦れが発生しやすい襟元や袖口の部分から劣化して状態が悪くなります。

その時にその悪くなった部分だけを今回の事例では「色修正(染色補正)」でお直し致しました。

大事な事なので何回もお伝えしております。

あくまでも購入時ではなく製造された段階から合成皮革(フェイクレザー)や人工皮革は寿命がカウントされますので、購入する前のお洋服になる前の生地の段階で既に劣化していたりする場合には購入直後でも直ぐに劣化してしまうと言う事もあります。

その時にはもう諦めるしかありませんが、もしも合成皮革(フェイクレザー)や人工皮革等が劣化して剥がれてしまっても部位によっては劣化しない本革に交換する事が可能です。

例えばパイピング等や多少使いの部分的な部位なら、合成皮革のパイピングから本物の革のパイピングに交換する事や別の素材にリフォームで変える事もかなりの高額にはなりますが可能ですのでご連絡下さいませ。

ただし、リフォームを行った時点でその商品の価値はオリジナルではなくなりますので、リセールは出来なくなりご自分で楽しむアイテムとなりますのでお気を付けて下さいね。

ではでは~。

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クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。