白い日傘は洗えますねん洗うと見た目がかなり変わりますよ
日傘は洗えないしシミ抜きも出来ないと思っていませんか
はい、今の時期ってやはりお肌対策で日傘って使いますよね。
あっ、今の時期でなくても使いますね。
特に今時期の3月4月5月は、年間を通しても特に紫外線が多い時期だそうです。
季節に関係なく、日が照っていれば外出の際には使用する方が多くおられます。
日傘は、基本的には晴れの日に使用する為に、素材には綿や麻等がありシルクも使用されている事があります。
ですが汚れちゃうとどうしましょ?って感じですよね。
汚れと言うのは、空気中の排気ガス等の油分が付着して、だんだんと黒っぽくなる事を言います。
当然日傘も使っていれば汚れます。
後は骨組みに発生した結露等の水分で、錆や塗料の劣化が起きてしまい布部分に付いて汚れる場合がありますので、やっぱりたまにはお手入れは必要ですね。
どうもです、シミ抜き修復師のオノウエです。
白色や、薄いベージュの淡色系はどうしても汚れが目立ちますよね。
日傘はご自宅でもお手入れ可能です
ええ、お家で日傘を洗うお手入れは出来ます。
では参考までに、ご紹介致しましょう。
用意するのはブラシと中性洗剤(無蛍光)です。
濃色の日傘は色素が弱っている事もあり、洗うと色が褪せる場合もありますのでご了承くださいませ。
あと、シルクは洗わない方がいいです。
【日傘の洗い方】
まずはTシャツと短パンに着替えます。
お風呂で洗うので、多少は洗剤や水で濡れる事を想定して着替えて下さいませ。では始めます。
お風呂場で6リットルの洗面器に中性洗剤を5ミリリットル入れます。
そして、軽く混ぜて泡立てた後に、日傘を広げてブラシを使って上から下の一定方向にブラッシングします。
ブラシを使う時には余分な力はかけずに、表面を撫でる感じでブラッシングしないと、布が伸びたりずれたりして型崩れを起こしますので注意して下さい。
全体のブラッシングが終わったら、最後にシャワーでしっかり洗い流して終了です。
※注意点:意外に日傘のお手入れは簡単ですが、キバミ等は取れません。
はい、このお手入れ方法はあくまでも、表側表面に乗っている汚れを除去する程度です。
裏側は、コーティングが施されている場合がありますので、触らない方がいいと思います。
あと、骨組みは鉄で出来ていますのでタオルで水分を取った後に陰干しでしっかり乾燥する事がポイントになります。
すでに骨組みから錆が出ている場合は、錆が他の個所に移るので止めときましょう。
もちろんすべて自己責任でお願いいたします。
でも、自分で洗えるとは言っても、そんな暇って中々ありませんよね。
そんな時には、最近ではクリーニング屋でも日傘のクリーニングを行っている所もありますので頼んでみましょう。
クリーニング屋によっては、そのまま骨組みごとクリーニングの処理をするところもありますが、その場合には多少骨組みが傷んだり木で出来ていると色が出たりもします。
長い期間の間に太陽光にさらされて汚れている日傘の生地の汚れを取る為には、部分的な漂白や部分汚れを取る処理をしないといけない場合もあるでしょう。
場合によっては色の修正も入ります。
仕上げは撥水加工を施して、生地を外して処理した場合はキレイに伸ばしてから骨組みに取り付けます。
ちなみにウチのお仕事はこんな感じです♪
ビフォー
アフター
日傘のクリーニング。
おいくら万円かと言うと、6480円(税込)です。
送料は往復料金が別途かかりますが、しみ抜き料金は込で撥水加工付です♪
実は最近、僕の中では密かなブームです。
今回の日傘は、黄ばんでいた部分には部分的な漂白を施しました♪
手を掛けた分キレイになるので、やった感もあり結構好きです♪
ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。