新しいアイロンが欲しい!プロが教えるお家で使うアイロンを購入する時の3つのポイント
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お家で使うアイロンってどんなのをお使いですか
はい、アイロンと言えば大体はお手軽に使える5000円までぐらいの製品と、それ以上の価格がするこだわりのタイプの製品があります。
出来れば、気軽に使えてなおかつリスクが少なくてキレイに仕上げが出来そうなのがイイですよね。
危険な事と言えば、基本的には家庭用アイロンは電気式なので熱が入っている間はかなりの高温になります。
ですので、結構アルアルだと思うのですが、お家のアイロンはお洋服の上に置きっぱなしにしていると、『焦げます』。
そこんトコロは特に気を付けましょう。
おはようございますオノウエです。
ではではアイロンを選ぶポイントは3つです♪
※コレは炭火で使う昔のアイロンです、ウチでは飾っています♪
アイロンに求める重要な要素とは
ええ、アイロンは耐久力・蒸気量・温度・重さ・材質、等々色々な比べるポイントはありますが、どれも良く分からないかと思います。
ですので、分かりやすいポイントを沢山ある選択肢の中から分かりやすいのを選んでみました。
状況によっては必ずしもそうとは言えない事も有りますが、おおむね3つに集約されます。
キレイにお仕上げする為には時間や熱も関係いたしますが、今回はアイロンの性能に関してだけお伝えいたします。
1つ目は「蒸気の量」です
大体のアイロン場合は少し水を入れてその水を電気で沸かし、蒸気としてちょこっとだけ噴射するタイプがほとんどです。
実は、この蒸気の量は多いほど良いんです♪
見分け方は、「蒸気が沢山出ます」と説明してあるアイロンです(笑)
いやホント、笑い事では無く大量の蒸気が出るのを売りにしているアイロンがあります。
蒸気は水分を生地に含ませて糸を膨らませます。
そうすると寄れていた生地目が元に戻ろうとする力が働いて、生地目がキレイになるんですね。
要するにシワが伸びやすいと言う事なんです。
逆に言うと、水分が無ければ生地は伸びないと言う事です。
2つ目は「蒸気を出す穴」です
1つ目にある蒸気を沢山出す為には、アイロンの裏側にある蒸気を出す穴が沢山開いていないといけないんです。
アイロンの裏側に沢山穴が開いていれば、それだけ蒸気が生地にまんべんなく浸透するように行きわたりやすいと言う事です。
大きい穴から蒸気が強力に出るんだけど穴が3個のアイロンと、蒸気が普通だけど小さい穴が10個開いているアイロンなら、10個の方がまんべんなく蒸気が行きわたると言う事です。
この事からして蒸気が沢山出て、なおかつ穴が沢山開いているアイロンが良いアイロンと言う事になりますね。
3つ目は「アイロンの重さ」です。
はい、生地に蒸気を含めて形を整えた後は、乾かします。
その時に多少圧力をかけると良く乾き、生地のシワがリセットされます。
女性の方の場合には軽いに越した事はありませんが、少しだけ重さがあると余分な力を掛けなくても圧力が掛かります。
そうする事でお仕上げのセット力が上がるんですね。
価格の高いアイロンは少し重さがあります。
でもグリグリと押さえたりしては決していけませんよ。
そんな事をしたら糸の形状がペッタンコになってしまい、酷い時には溶けてしまいます。
あくまでも水分を乾かして生地目を整える程度の圧力をかけて下さいね。
具体的には、アイロンを生地の上に置く時にかかるぐらいの力加減です。
結論
はい、いかがでしたでしょうか?
と言う事で、では結論に参りましょう。
結論:
『蒸気穴が沢山あって、大量に蒸気の出る、少しどっしりしたアイロン』
が一番好ましいと思います♪
もし仕上がりが気になる方はプロにおまかせ下さいませ♪
ではでは~
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。