使い終わった七五三の時のお着物をそのまま直していたりしていませんか?
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付いてしまった時には見えませんが今なら見えるかも知れませんよ
はい、七五三は11月15日ですがその時に着用したお着物はどうされていますか?
見た目は汚れていなかったからそのままタンスに直してしまっていたりはしていませんかね?
実はお子様の食べこぼしやよだれ等は付いて乾くと見えにくくなりますが、時間が経つと茶色っぽくなってシミが見える様になります。
今の季節なら年に三度ある寒干しのタイミングにピッタリですので、このタイミングでタンスの中にしまってあるお着物をチェックして見てはいかがでしょうか?
あの時になかったシミが浮き出てきているかも知れませんからね。
おはようございますオノウエです。
もちろんクリーニングすれば湿気を取り除く事も出来ますので寒干しと同じ効果が得られますよ♪
タンスの中のお着物をチェックするなら2月の今が最適ですよ
ええ、昔からお着物を日陰に干して湿気を抜いたり状態をチェックしたりするのに最適なタイミングが年に3回あります。
梅雨明け時の7月と8月の土用干しと、秋の10月と11月の天気の良い日に陰干しする秋干しと、冬の1月と2月の空気が乾燥している時に行う寒干しがあります。
虫干しとも言いますが、要は虫に食べられたりシミが浮き出て来ていないかを調べる為の月と思って頂ければと思います。
先ずは簡単な見分け方として、襟周りや袖口と前の胸辺りにシミが付いていないかと、虫に食われたりしていないかの視認チェックです。
あと、湿気がお着物に回っているとシミやカビが浮き出てきますので、その判断の目安としてはお着物と一緒に入っている白い紙が茶色く変色してしまっていないかと言う事です。
もしも茶色くなっているとお着物全体に湿気が回ってカビや変色等の原因となる為に要注意です。
そんな時には、日陰の風通しの良い室内でお着物用のハンガーに掛けて、お昼前後に3時間程度干してから元に戻します。
ここで!
元に戻す時に注意したい事があります!!
たとう紙って新しく交換した事ありますか?
実は、結構長い間使いっぱなしで色が茶色くなってしまっているたとう紙や、中にある変色してしまった薄い白い紙も再度使われる方が多くおられます。
でも、変色してしまったたとう紙や中にある薄い白い紙は、既にお着物を湿気から守る事が出来ない状態なんです!
これ以上湿気を含む事が出来ないので変色してしまっているんですね。
さらに!
そのまま使いまわしてしまうと逆にカビの温床になってしまう事すらあるんです
ですので、
寒干しをした際には、その時に新しいたとう紙に入れなおし中にある薄い白い紙も新しい紙に交換いたしましょう♪
ちなみにそれ全部、
クリーニングすれば寒干しと同じ効果が得られ湿気を取り除く事も出来ますし、新しいたとう紙に入れなおして中にある薄い白い紙も新しい紙に交換いたしますよ♪
はい、
全部丸投げOKです(笑)
お着物の寒干しとたとう紙入れ替え(中にある薄い白い紙も)のみでも可能です!
丸洗いのクリーニングやシミ抜きももちろん出来ますよ~
是非、この機会にお着物のチェックをして見て下さいね♪
ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。