クリーニング頻度のコーデュロイ製品はメンテナンスしていないと簡単に変色致しますのでご注意を
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コーデュロイ製品はクリーニング頻度が低いので洗わないで時間が経つと変色が起きやすいです
はい、そろそろ肌寒くなってきましたのでコーデュロイ素材の活躍する時期がやって来ましたね。
昔はコール天と言われていた黒板消し等にも使われていますコーデュロイ素材ですがお洋服では特に冬物に人気の素材です。
ですがシーズンの着用頻度の割にはネクタイと同様にクリーニング頻度はすごく低いのです。
お家では中々洗うのに二の足を踏んでしまう素材ですので、自分自身に寒いので汗をかいていないから等の言い訳をして洗わない理由にしたりします(笑)
素材の特性上「洗う時に水を使うと感じが変わるから」等と言う理由で、実はほとんどクリーニングで水洗いをすると言う事をしていない事が多い素材なのです。
これから寒くなって来ますと厚着をしがちになり、それにより通気性の悪い事と夏ほどには水分も体に補給しない為に濃度の濃い汗が出てくるんですね。
おはようございますオノウエです。
そういたしますと衣類に大敵である汗の成分がお洋服に残りやすくなってしまうのです。
コーデュロイとは綿横ビロード織りしたパイル織物の一つであり保温効果が高いので冬服に使われる
【コーデュロイ】
コーデュロイは、綿横ビロード織りしたパイル織物の一つ。
日本語のコール天は「cord」+「天鵞絨(てんがじゅう、ビロードの和名)」に由来する。
ベッチンと同じ織り方だが、縦うねが特徴である。保温効果が高いので冬服に使われる。
服を作る際にはブラシをかけた時に毛が起きるように逆毛を立てるように裁断をする。
日本国内では90%以上が静岡県磐田市(旧・磐田郡福田町)で製造されている。
参考資料:wikipediaより
衣類の変色の一番の大敵はお洋服に残った汗の成分です。
冬の汗は汗を沢山かけばかくほど濃度が濃い分成分中の塩分濃度は上がります。
基本的には汗は通常は弱酸性と言われておりますが、体調や環境によっては汗はアルカリ性に変わる事もあります。
アルカリ性に変わった汗が付いたままですと天然生地や色素が傷む為に変色の原因となるんですね。
そしてアルカリ性は色を動かしてしまう効果もありますので、色移りや生地に付いた弱っている色が抜けてしまったりしてそうやって黒いジャケットのエリが赤く見える事が有るんですね。
ですので、水を使った早めの応急処置が必要になります!
一日あたりで成人の場合は900ミリリットル(牛乳瓶4.5本分)の汗をかいていますので、この成分を取り除く為には水を使ったクリーニングの方法をオススメ致します。
その場合にはクリーニング屋さんで、「水を使ったダブルクリーニングでお願いします!」と伝えて下さいね。
しかし、あくまでも水を使ったダブルクリーニングは予防の為であり、シミはシミ抜きで色が変色すれば色修正でお預かりして直します。
冬物衣料は着用前に、シミや変色や虫食いが無いかチェックして下さいね♪
という訳でお洋服のご相談はコチラからお願い致します♪
「シミや変色や虫食いがあった時のメールでのお問い合わせ」
ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。